おでかけローヒール靴 第3回(全4回) 少し歩いただけなのに疲れる、平坦な道でもつまずきやすくなった……など、これまでとは違う悩みはありませんか?足の形状は40代くらいから変化します。それに伴い、靴選びのポイントも変わってきます。 今回は、加齢に起因する足のお悩みを解決してくれる、才色兼備のローヒール靴を厳選しました。
前回の記事はこちら>> 私に合う靴はない……と思っていませんか? 実は日本人の多くは、自分の足より大きなサイズを選びがちなため、“前滑り”による痛みに悩んでいるのです。
大切なのは、ぴったりサイズを正しく選ぶこと。靴を正しくフィットさせるポイントも伺いました。
教えてくれたのはこの人:
靴は売らない靴屋
西村泰紀さんゆったりサイズが足に優しいという認識は誤りです。
「年齢を重ねるに従って、足に優しいと思い、ゆったりめのサイズや足幅を選んだりしていませんか? 実はそれはまちがいです。
ぴったりしたサイズをきちんと選ぶことで、足が靴の中で動くことなく、足の機能が最大限に発揮できるようにすることが大切。多くのかたは、ご自分で思っているより足幅が2サイズほど細いことが多いです。
ゆるい靴を履くと、前滑りが起きて足ズレが起きてしまい、かかとをもち上げる動作がスムーズにできません。筋肉がうまく使えず、痛みが生じてしまいます。
さらに気温や気圧、ホルモンの影響で足のサイズは変化することも再認識してください。その日の足の変化に合わせ、インソールでフィット感を調節するのがおすすめです」