「ディオール」で新たなパートナーバッグを探すなら、クチュールメゾンの職人技が息づく一点を見つけるのがおすすめです。定番の「レディ ディオール」から新たなアイコンバッグの「ブック トート」や「トロント モンテーニュ」まで、刺繍やレザーの仕上げの美しさが際立つバッグは、周囲に美意識の高さを印象づけてくれます。
[デイリーバッグ]レザーにビーズ刺繍が優美な名画のようなハンドバッグ
マリー・アントワネットも愛したテキスタイル「トワル ドゥ ジュイ」の柄が、装いに華を添えてくれます。バッグ「レディ ディオール」(幅24×高さ20×マチ11cm)71万円1995年に誕生したバッグ「レディ ディオール」。シラク元フランス大統領夫人が、故ダイアナ妃に贈ったバッグとして知られています。
すぐに気に入ったダイアナ妃は、自分で他のモデルも注文し、さまざまなシーンで愛用。翌年、本人の承認を経て“レディ”の名が冠されるようになりました。
公務で多忙を極めたダイアナ妃の傍で、気品ある佇まいで寄り添っていたバッグは、エレガンスを愛する女性のデイリーバッグに最適です。マチがあり容量も十分ながら膝の上に収まるサイズ感と、長さ調節のできるストラップ付きで肩から掛けられるのも嬉しいところ。
さまざまなバリエーションが揃いますが、メゾンの手仕事にこだわるなら、白いレザーにシルクスクリーンとビーズ刺繍で描いた“トワル ドゥ ジュイ”モチーフの新作がおすすめです。
“トワル ドゥ ジュイ”とは、18世紀のフランスで流行した風景や動植物が描かれたテキスタイルのこと。ブルボン王朝やナポレオン1世などが好み、宮廷でもてはやされていたものです。
異国情緒あふれる、トロピカルな表情が個性を加えてくれます。バッグ「レディ ディオール」(幅24×高さ20×マチ11cm)71万円 [トラベルバッグ]お気に入りの本を詰め込んで、おこもり旅に出たくなる
たっぷりの容量なのに軽いのが特徴です。バッグ「ブック トート」(幅41.5×高さ35×マチ18cm)32万円〈参考価格〉2018年春夏 コレクションでデビューし、たちまちセレブリティをも虜にしている「ブック トート」。その名の通り、読書家であるディオールのアーティスティック ディレクター、マリア・グラツィア・キウリが、本を入れるトートバッグから着想を得たものです。
シンプルなデザインで、マチも18cmと、本や雑誌はもちろんパソコンやモバイルデバイスなども入ります。1〜2泊の小旅行なら、このバッグひとつに十分収まるほどの頼もしい収納力です。
最大の魅力は、「ブック トート」の主役である刺繍のテキスタイル。イタリアのアトリエで職人たちが37時間以上かけて、150万以上のステッチを施して完成させた緻密な表情に惹かれます。
お気に入りの愛読書を数冊入れて、南の島のリゾートへバカンスに−−−−そんな旅気分に誘われるバッグです。
デニム地は、パートナーとシェアバッグとしても愛用できます。バッグ「ブック トート」(幅41.5×高さ35×マチ18cm)32万円