左・「ダ・ヴィンチ・オートマティック・ムーンフェイズ36」(18Kレッドゴールド、ケース径36ミリ、自動巻き、アリゲーターストラップ)185万円 右・「パイロット・ウォッチ・オートマティック36」(SS、 ケース径36ミリ、自動巻き、アリゲーターストラップ)51万円/ともにIWC淑女にふさわしい知性の薫るメンズライクな時計
1868年、スイスで創立された「
IWC」。創業当初にフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ氏が掲げた“堅実で高精度、かつ堅牢で信用できる時計の製造”という価値観は、今も守られています。
そんな歴史あるブランドがこの冬、「MY IWC」に登録することで、国際保証期間を、2年から8年へ延長すると発表。
この機会に注目したい、ブランドらしさが凝縮された2本をご紹介します。
シンプルだからこそ際立つ細部に宿る職人技の美しさ
職人の手作業によって完成する精巧な作り、装飾を限りなく削ぎ落としたデザインは、時計の本質を極めた機能美に満ちたもの。まさに、シンプルな美しさを追求するブランドの真骨頂といえます。
ともに程よくボリュームのある36ミリのケースで、ユニセックス使用が可能。メンズライクな表情が、大人の女性にこそ似合う知的さを湛えています。
神秘的なムーンフェイズは、その美しさもさることながら577.5年が過ぎて初めて1日分の誤差が生じるという精確さ。「ダ・ヴィンチ・オートマティック・ムーンフェイズ36」(18Kレッドゴールド、ケース径36ミリ、自動巻き、アリゲーターストラップ)185万円/IWC
裏面には、生命力を高めるという「フラワー・オブ・ライフ」のモチーフが刻印。ロマンティックな仕掛けに魅了されます。
光によって深みを変えるブルーの文字盤、無駄のないフォルムに洗練を感じて。「パイロット・ウォッチ・オートマティック36」(SS、ケース径36ミリ、自動巻き、アリゲーターストラップ)51万円/IWC
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撮影/ケヴィン・チャン
『家庭画報』2020年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。