上・バッグ「ディオール ボビー」(縦14×横18×マチ5センチ)34万円 下・同(縦17×横22×マチ6センチ)37万円/ともにディオールメゾンの実力が発揮されたシンプルかつ存在感のある意匠
創設者クリスチャン・ディオールが大切にした言葉“ボビー”。自身の愛犬の名であり、毎シーズン、出来栄えのよいスーツだけに与えられた呼称でもありました。
今秋、「ディオール」初の女性アーティスティック ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリは、彼の功績にオマージュを捧げるように、この特別な言葉を冠した新作バッグ「ディオール ボビー」を発表しました。
“CD”のシグネチャーが飾られたベルトの下にはマグネットクラスプがあしらわれ、簡単に開閉できます。背面にはメゾン発祥の地“30モンテーニュ”のエンボス文字が職人の手作業によって丁寧に施され、端正な曲線のシルエットをモダンに彩っています。
計算し尽くされたデザインで、カジュアルさとエレガンスを見事に共存させたこのバッグは、常にトレンドの先端をいくメゾンの次なるアイコンとなることでしょう。
季節を問わず、時代を超えて──
変わることのない上質な逸品厳選されたブラックのボックスカーフスキンを贅沢に使用したスモールサイズのバッグ。レザーグッズの製作を担う、フィレンツェの職人により生み出された穏やかな光沢がとても上品です。
ブルーのジャカード織のキャンバス地に、“ディオール オブリーク”柄が洒脱な印象をもたらします。装いの主役として、存在感のあるミディアムサイズを選ぶのがおすすめです。
表示価格はすべて税抜きです。
撮影/ケヴィン・チャン
『家庭画報』2020年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。