〔迷い世代の服選び<番外編>〕
40代にこそ効く「ブランド力」
第37回 TASAKI
コロナ禍の中で、ジュエリー熱が高まっていると聞きます。家で過ごす時間が長くなり、いつまでも大切に受け継いでいけるジュエリーに投資したいと思う女性が増えているようです。
ジュエリーは、心への影響がとても強いアイテム。宝石という自然が育んだ美を肌で感じ、愛でることは、ポジティブなパワーをもたらし幸福へと導いてくれるものだと思います。インティメートなお洒落アイテムとして、私がおすすめしたいのがTASAKIのパールです。
おおさわさんがおすすめするのが、少し大きめの粒のパール。「これから長く愛用したいなら、華やかな存在感のある大玉が使いやすいと思います。ネックレスは、半分が白蝶、もう半分が黒蝶になっていて、“1粒で2度おいしい”デザイン。少し値が張りますが、使い勝手を考えると、断然お得だと思います」。「バランス ユナイト ペンダント」(WG×ダイヤモンド×白蝶南洋真珠×黒蝶南洋真珠)128万円 イヤリング(WG×白蝶南洋真珠)41万4000円 リング<手前から>「バランス ネオ ダイヤモンド パヴェ リング」(WG×ダイヤモンド×あこや真珠)120万円 「バランス エラ ブラック リング」(YG×黒蝶南洋真珠)25万円、「バランス シグネチャー リング」(YG×あこや真珠)30万円(すべて2021年1月12日現在の価格)/すべてTASAKIコンサバティブなパールを
モードに昇華
日本人にとって、最も親しみのある宝石がパール。初めてのジュエリーは、ご両親から受け継いだパールだという方も多いのではないでしょうか? 気品ある照りを放つパールは、オフィシャルなセレモニーの場で身につけることも多く、コンサバティブな印象がありました。しかし、従来のイメージを覆す革新的なパールを生み出したのがTASAKIです。
デビューから10年、すっかりTASAKIのアイコニックな存在となった「バランス」のデザイン画。きっかけとなったのは、デザイナーのタクーン・パニクガルが2010年に生み出した「バランス」コレクションです。地金のバーの上にパールが1列に並ぶミニマルなデザインが、「モードなパール」としてブレイク。パールに「遊び」をもたらしたモダンなデザインは、シンプルな服にも最先端の服にも映え、装いに鮮度をもたらしてくれます。私自身、「バランス」は、撮影でのスタイリングで、コンサバな服にモード感を添えたいときに使うことも多く、そのパワーを実感しています。
大玉のパールなら
大人のカジュアルにも合う
パールを選ぶ際に注意してほしいのが玉のサイズ。一般的に、冠婚葬祭で使うようなネックレスの玉のサイズは8~9㎜。このサイズだとどうしてもフォーマル感が漂うので、デイリーに使うなら11~13㎜の、少し大玉のものをおすすめします。玉のサイズを変えるだけで遊びが出て、お洒落感が増します。
更に存在感や高級感のある大珠は、カジュアルなスタイリングに華と品を添えるアクセントにもぴったりです。TASAKIの「バランス」も、あこや真珠や南洋真珠など、玉のサイズや種類が違うものが揃っています。これからのお洒落を見据えて買うなら、ぜひ大きめの玉を選ぶことを意識してみてください。
おおさわさんも、「もし自分でネックレスを買うならこれが欲しい!」と狙っているという「バランス」。「パールが並んでブランコに乗っているみたいなデザインが可愛い! 迷い世代なら、白いあこや真珠とブラックパールとのレイヤードがおすすめ。お手持ちのダイヤモンドのネックレスなどと重ねても素敵だと思います」。ネックレス「バランス ネオ」〈短〉(YG×あこや真珠)24万円 「バランス シグネチャー ブラック」〈長〉(WG×黒蝶南洋真珠)47万円(ともに2021年1月12日現在の価格)/ともにTASAKI ブラウス12万円 スカート12万円/ともにミカコ ナカムラ(MIKAKO NAKAMURA 南青山サロン)アイコンジュエリーは
あえて「際立たせない」のも手
「バランス」は、ひと目でTASAKIとわかる特徴的なデザインですよね。アイコニックなジュエリーをつける場合は、いかに「特別なジュエリー」と意識させずに、自分になじんだコーディネートにするかが大事です。
ポイントとなるのは、大人ならではの「余裕」。いろいろなジュエリーとミックスして、あえて際立たせずにさらっと身につけると素敵に映えると思います。自分がしていて気持ちがいいと思えるジュエリーで、今年もお洒落を楽しんでいきましょう。
●お問い合わせ
TASAKI
フリーダイヤル 0120-111-446
URL:
https://www.tasaki.co.jp/MIKAKO NAKAMURA 南青山サロン
電話03-6427-2435