迷い世代の服選び
第6回「命の第3ボタン」でシャツを完全攻略
「自分に似合うアイテムの選び方」の2回目は、シャツについて。前回お話ししたジャケットの下には、シャツを着ますよね? ジャケットと同じくらい、シャツのサイズ感は大切です。
シャツほどオーダーがお得なアイテムはない
何を隠そう、私は大のシャツ好き。
いつも自分の身体や好みに合うよう、セミオーダーで作っています。セミオーダーというと、高額で手が届かないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば、私がいつもお願いしている「HAYAMA SHIRTS 本店」なら、3万円くらいで作ってもらえます。
既製のシャツとそんなに価格は変わらないので、是非シャツはオーダーで作ることをおすすめします。今回は、何度も失敗を重ねて、ようやく行きついた私のこだわりをお届けしたいと思います。
第3ボタンの位置で、首の長さが見違える
皆さんは、シャツのボタンをどこからかけていますか? 私は第2ボタンまではかけず、3番目のボタンからかけると決めています。
必然的に第3ボタンの位置がとても重要になってくるので、「命の第3ボタン」と呼んで、その位置には人一倍こだわっています。
好みや体型にもよりますが、第3ボタンの位置はできるだけ深めがおすすめです。かといって下着が見えてしまうのは論外ですから、谷間のギリギリ上くらいに第3ボタンがあるのが綺麗ですね。
深いVアキの効果で、首の長さが出て小顔に見え、バランスが良く見えます。
シャツの時には、ネックレスで華やかさをプラスしますが、第3ボタンがある程度下にあると、縦長のラインが強調されて、更に美しく見えます。
オーダーするときは、まず第3ボタンの位置を決め、それを基準にほかのボタンの間隔を決めていくと、自分にぴったりフィットする開き具合になりますよ。
以前お話したとおり、上半身のスタイリングはその人の印象を大きく左右します。命の第3ボタン、だまされたと思って、とことんこだわってみてください。
迷い世代のおしゃれルール:
「命の第3ボタン」があなたのシャツ姿を輝かせる