迷い世代の服選び
第13回 「要るもの」から始める断捨離術
皆さん、「断捨離」という言葉をご存じですか? ブームにもなったので、ご存じの方も多いと思いますが、要は「要らないものを思いきって処分する」ってこと。
特に洋服や小物は定期的に断捨離したほうがいい……ってことはわかっているけれど、なかなか捨てられないという方も多いのではないでしょうか?
でもね、大丈夫! 「捨てるもの」から始めるのではなく「残すもの」から考えて断捨離すればいいんです。
断捨離をするとおしゃれになる
「手放す」ほうを主眼に考えると、どうしても「もったいない」とか、「また流行が戻ってきた時に着られるかも」「パーティに呼ばれた時に着られるかも」などと、手放すことのデメリットを先に考えてしまいがちです。
だから、少し見方を変えて、「残す」方をメインに考えてみてはいかがでしょう?
ワードローブに残しておきたい「自分に絶対に必要なもの」を選ぶことで、今の自分の姿が見えてくるんです。
迷い世代のおしゃれルール:
「捨てるもの」より「残すもの」に意味がある「要るもの」の判断基準
では、「要るもの」をどう選んだらいいのでしょう?
お気に入りのほかに、最近は着ていないけれど、素敵な思い出とともに眺めて懐かしむ服も残しておきたいなんていうのもあるかもしれません。
私の場合、クローゼットには、「デイリー」「カジュアル」「おでかけ」という、3つのカテゴリーに分けて「要る服」が掛けてあり、それとは別に「今着ていない服」のコーナーを作っています。
この「今着ていない服」コーナーの中でも優先順位をつけ、「機会があったら久しぶりに着たい」と思える服はすぐ見えるところに置いてスタンバイ。
そもそも、目につかない服は着ないので、まずは目につくところに置いて復活させるかどうか吟味するようにしています。
迷い世代のおしゃれルール:
残すかどうかすぐに決めかねる服は、わざと目に付くところに置いてスタンバイ。一定期間で実際に着たかどうかで判断して。また、サイズが合わなくなったものや、気に入っているけれどちょっと古臭い、と感じる服はお直しに。そんなふうに、私は月一度くらいの割り合いで、こまめに服を入れ替えています。
迷い世代のおしゃれルール:
「お直ししてでも着たい服」は、復活の可能性あり。