こなれ感を演出するやわらかな表情のバッグ
リラックス感や着心地のよさを求める今シーズンのファッションとマッチするのは、ソフトな素材で優しげなフォルム、ナチュラルなカラーのバッグ。“きちんと見えて、軽やか”が叶います。
HERMÈS(エルメス)
マルチな秀逸バッグに新しいサイズが登場
上品なオフホワイト、手になじむソフトなカーフレザー。気品ある佇まいで大人のカジュアルスタイルの主役になる名品バッグ。しかもショルダー、トート風ハンドバッグ、エレガントなクラッチなど幾通りにも楽しめるので、幅広いシーンで活躍。鐙あぶみから着想を得たハンドル部分と、鐙革を模したベルトがメゾンのルーツである馬具を彷彿させるデザインです。バッグ「アルザン」(縦25×横17×マチ8センチ)57万7000円/エルメス(エルメスジャポン)
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
モダンアートのように小粋なフォルム
ツイストしたデザインは、ブランドを象徴する“ノット(結び目)”から着想を得たもの。中央部を持ったときの安定感も抜群で、機能美に優れたクラッチです。ナッパレザーを贅沢に使ったイントレチャートは、手触りもよく、使うごとに風合いが増すところも魅力のひとつ。いつものカジュアルスタイルに加えるだけで旬の装いが完成します。バッグ(縦25×横32×マチ10センチ)30万円/ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
SALVATORE FERRAGAMO(サルヴァトーレ フェラガモ)
成熟したリボンとピンクの魅力
見るからにふんわりとした優しいフォルム。パディング入りのソフトなナッパレザーを使用しているため、気持ちのよい手触りと軽さが特徴です。蓋を開けると2つのコンパートメントに分かれ、使い勝手も申し分なし。長さの調節ができるストラップは取り外し可能で、クラッチとしても楽しめます。“ヴァラ・リボン”もワントーンで新鮮に。バッグ「VIVA BOW BAG」(縦19×横27センチ)14万5000円/サルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン)
〔特集〕トップブランドで出合う最上級のカジュアルバッグ(全3回)
表示価格はすべて税別です。
撮影/生田昌士〈hannah〉 構成・文/土橋育子 撮影協力/ミノッティ 青山 フォーシーズンズホテル東京大手町
『家庭画報』2020年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。