「Collection N°5」 100周年を迎えた伝説の香りへのオマージュ 第3回(全5回) 1921年に誕生以来、変わらぬ魅力を湛えている「シャネル N˚5」。100周年を祝う記念すべき今年、この名香へ捧げるハイジュエリー コレクションが発表されました。その名も「コレクション N˚5」。伝説の香りが紡いできた豊かな物語が、至高の輝きへと生まれ変わりました。
前回の記事はこちら>> 「THE FLOWERS」
ミステリアスに香り立つ花々を輝きに変えて
80種類を超える花々のエッセンスが豊かなハーモニーを奏でるN˚5。なかでも香りの核となるのが、南仏・グラースで生産されるジャスミン。その可憐な花の表情をダイヤモンドで描き出しました。
夏に白い花を咲かせ、辺りをフレッシュな香りで満たすジャスミン。そんな香りまでも閉じ込めたかのようなダイヤモンドのジュエリー。
かつてガブリエル シャネルが初めて手がけたジュエリーコレクションに登場したのは、ダイヤモンドで描かれた星や月、太陽でした。星形のようなジャスミンの花のフォルムに、マドモアゼルへの敬意が窺えます。
フォトギャラリーで詳しくみる。 〔特集〕[CHANEL]ハイジュエリー コレクション Collection N°5 100周年を迎えた伝説の香りへのオマージュ
撮影/Fumito Shibasaki〈DONNA〉 文/河合映江
『家庭画報』2021年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。