世界も認める、その表現力と安定感。
練習は裏切らない。
自分を信じて、初の大舞台で会心の演技を!
羽生結弦選手、町田 樹さん、髙橋大輔さんがソチ五輪に出場した2013/14シーズン。まだ、宇野選手は世界ジュニア選手権で活躍していた年齢、立ち位置でした。
あれから4年。先輩スケーターたちの背中を追いかけてきた宇野選手も、いつの間にか追いかけられる立場になりました。
12月のGPF(グランプリファイナル)、1月22日〜28日に行われた四大陸選手権では、いずれも僅差で2位。負けず嫌いな宇野選手のこと、悔しさを胸に秘め、さらに気合いを入れて練習を積んでくることでしょう。
今回、
日本代表として初めて迎えるオリンピック。
『家庭画報』2018年3月号(2/1発売)の「男子フィギュアスケート大特集」において、世界を魅了するトップスケーターの1人としてご紹介していますが、平昌五輪でも充分にメダルを狙える力はあります。
フィギュアスケートだけの大会とはまた違う、独特の雰囲気のなかでのパフォーマンスになるとは思いますが、武器とも言われる強靭なメンタルで会場の空気を味方につけて、宇野選手自身が納得できる演技ができますように願っています。
【取材舞台裏動画】宇野昌磨選手の凜々しい羽織袴姿 オリンピックの前哨戦、グランプリファイナル。 強さを見せつけたのは…… 小松庸子/Yoko Komatsu
フリー編集者・ライター
世界文化社在籍時は「家庭画報」読み物&特別テーマ班副編集長としてフィギュアスケート特集などを担当。フリー転身後もフィギュアスケートや将棋、俳優、体操などのジャンルで、人物アプローチの特集を企画、取材している。