長く使いたくなる漆器が見つかる「個性的なギャラリー」
特集内でご紹介した作家の作品に出合える注目のギャラリーです。
●うつわ 謙心 東京都渋谷区渋谷2-3-4 スタービル青山2階
TEL:03(6427)9282
東京・青山にあるこぢんまりとしたギャラリー。陶磁器やガラス器、漆器など、店主が好きな若手作家の作品を中心に展示し、年に10回ほど開催される個展を楽しみにしているファンも多い。主な取り扱い作家:中野知昭 蜂谷隆之
●ギャラリー&カフェ やいち 埼玉県北本市中央2-64
TEL:048(593)8188
民家を改装したお洒落な店内には、日本全国で作られた生活道具やアンティークが美しくディスプレイされている。カフェも併設されており、作品に囲まれた空間でゆったりとした時間を過ごすことができる。5月28日(土)~6月12日(日)に杉田明彦の個展を開催。主な取り扱い作家:赤木明登 杉田明彦
●ギャラリーおかりや 東京都中央区銀座4-3-5 銀座AHビル 地下2階
TEL:03(3535)5321
陶芸品からガラス作品、アートジュエリーまで幅広く取り扱う銀座4丁目の老舗ギャラリー。漆の器も常設されており、注目の漆作家の企画展が定期的に行われる。主な取り扱い作家:奥井美奈 奥窪聖美 高橋敏彦 角井圭子 箱瀬淳一
●ギャラリー クロッシング 岐阜県美濃加茂市太田本町1-7-3
TEL:0574(66)6096
展示期間中のみ開廊する白を基調としたスタイリッシュなギャラリー。現代工芸とアートを軸に、デザインやファッション、食などのジャンルを問わない国内外のアーティストの作品が展示される。オンラインショップでは実用的な器の販売も行っている。主な取り扱い作家:市川陽子
●工藝風向福岡県福岡市中央区赤坂2-6-27
TEL:092(716)5173
木の温もりを感じる店内には、民藝に造詣が深い店主がセレクトする普段使い用の暮らしの道具が並ぶ。九州・沖縄の作家ものを見たい人におすすめの工藝店。主な取り扱い作家:安比塗漆器工房 浄法寺漆器工芸企業組合 仁城逸景 木漆工とけし
●THE COVER NIPPON 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウンガレリア3階E-0305
TEL:03(5413)0658
全国の骨董や着物、日本酒など、衣食住に関わる“メイドインジャパン”の伝統工芸品を取り揃えるライフスタイルショップ。高価な工芸品だけではなく、匠の技が光る生活の品も取り扱う。主な取り扱い作家:さぬきうるし Sinra
●瑞玉ギャラリー 東京都板橋区板橋2-45-11
TEL:03(3961)8984
器ギャラリーのパイオニア。漆の革命児、故角 偉三郎の取り扱いで知られ、多作家を常設展示。5月8日(日)~14日(土)奥井美奈漆展を開催。主な取り扱い作家:角漆工房 本間幸夫 山本進也
●伝統工芸 青山スクエア 東京都港区赤坂8-1-22 1階
TEL:03(5785)1301
国指定の伝統的工芸品に出合えるギャラリー&ショップ。手業が光る名品から普段使いの日用品まで、品揃えは約130品目以上を誇る。さまざまな産地の豊富な漆器を一度に見られるのは、ここだけ。主な取り扱い作家:漆藝 文平堂
●桃居 東京都港区西麻布2-25-13
TEL:03(3797)4494
東京・西麻布にある老舗の工芸ギャラリー。店主の審美眼で選ぶ若手、中堅、ベテラン作家の数々の器を見ることができる。現在は、誰もが参加できるオンラインを中心に展覧会を開催している。主な取り扱い作家:赤木明登 新宮州三 田中俊也
●プラグマタ 東京都中央区八丁堀2-3-3 3階
TEL:03(3297)6011
器好きのギリシャ人オーナーが営むギャラリー。店主が所有する器やアート作品の展示のほか、月に1~2回ほど作家を招いて企画展を開催している。2022年6月3日(金)~12日(日)に安西 淳の個展を開催。主な取り扱い作家:安西 淳
撮影/内藤貞保 本誌・西山 航(96ページ下) 取材・文/井伊左千穂(スペースたかもり) 西村晶子(関西)
『家庭画報』2022年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。