「H.P.DECO(エイチ・ピー・デコ)」で取り扱っているニューヨーク・ブルックリン発のインテリアプロダクトブランド「コーラル&タスク」のテント型オブジェを、ピックのカバーとして使った。一人掛けソファの、ポケットからキツネが顔を覗かせるクッションカバーも「コーラル&タスク」のもの。繊細に刺繍された動物たちに癒される。Tips4
メルヘンの世界観を作る動物のモチーフを取り入れる
「動物モチーフは、お菓子やメルヘンの雰囲気と相性が良く、気持ちを癒してくれるような気がします」と多美保さん。ストーリー性のあるデザインとで注目されている「コーラル&タスク」のインテリアアイテムを、デコレーションに加えました。子供っぽくない、どこかシュールな動物たちの表情に心惹かれたのだそう。ハンドメイドのような風合いの刺繍には、趣味で刺繍をしていたお母さまの思い出が重なるとも言います。お皿には銀色の小鳥のプレートクリップを付けて、まるで美味しいお菓子をついばみにやって来たかのような雰囲気を演出しました。
横瀬多美保/Tamiho Yokose
インテリアスタイリスト
東京都生まれ。テーブルコーディネーター、インテリアスタイリスト。テーブルコーディネーターの故クニエダヤスエ氏に師事。女性誌や料理本、百貨店のディスプレイなどのスタイリングに携わる。新旧、和洋を自在に織り交ぜた、モダンでエレガントなコーディネートに定評がある。『家庭画報』とのおつきあいは30年近く。流行や時代の変化をしなやかに受け止めながら、幸福感漂う美しい暮らしを提案し続けている。
『テーブルコーディネートから始まる 美しい暮らしのインテリア365日』 2019年10月2日発売!
『家庭画報』をはじめとする女性誌で活躍する、インテリアスタイリスト・横瀬多美保さん。ご自身の1LDKでの暮らしを1年間にわたり追った『家庭画報.com』の人気連載が、ついに一冊の本になりました。コーディネートの組み立て方、“自分らしい”空間の作り方も初公開! 今すぐ活用できる暮らしのtipsが満載です。