「使うたびに、澄み切った輝きに満ちて」
山形由美さん(フルーティスト)
ブラウス3万5200円/サンドロ フェローネ(チェルキ) ピアス18万9200円 リング16万7200円/ともにアンジェリーナ表参道さまざまな形で、音楽のある豊かな暮らしを提唱する山形由美さん。
「コロナ禍以降『久しぶりに生の音楽に触れることができてよかった』と涙を流してくださるかたが増えて、改めて音楽の力を感じています」。
レコーディングや地方公演を含めた演奏会で忙しさが戻ってきた昨今、目まぐるしさを感じる日もあるそう。
「演奏に備えるには、心身の状態を整えておかなければなりませんが、気張ってする特別なことではなく、生活に自然に組み込めるものが支えになるのが理想だと思っています」。
素の自分と向き合う時間が、心身を整える支えに
その意味で自分自身と向き合うスキンケアのひとときは、とても貴重な時間だといいます。「忙しさに流されないためには、化粧品と自分の手を使って過ごすリセットの時間は非常に大切ですね。素の状態になって、朝は活動するために気持ちを上げていき、夜は休む前にリラックスしてお化粧をしっかり落とし、丁寧に保湿を重ねて。マスクで隠れている部分の肌は特に手をかけます」。
クレ·ド·ポー ボーテ シナクティフは望みうる最上のものと山形さん。
「年齢的に化粧品に物足りなさを感じることがありましたけれど、自宅でここまでのお手入れができるラインに出合えて、安心感を持ちました。やわらかなバラの香りに包まれると気持ちも穏やかになれますし、浸透もよくなりそうです。
浄化を意識した指の動かし方を動画で学んで、とても参考になりました。特にフェイスラインと目もとは、ただ塗るだけと比べてびっくりするほど見た目が違って。お手入れの時間は長くなりますが、余裕のある恵まれた時間が過ごせているという満ち足りた気持ちになりますし、今後も続けていきたいです」。
音楽への愛とともに、いきいきとした表情で
山形さんが目指す美しい人、美しさについて伺ってみました。
「なにかひとつのことを極めていらっしゃるかたのお姿を拝見すると、年齢に関係なく素敵な表情をなさっていて、素晴らしいなと思いますね。私もそうした生き方ができればと。私の核にあるのは、音楽に対する愛やお客さまに喜んでいただきたいと願う気持ちです。
少しでもいい音楽を奏でていきたいと思うことが、気持ちの張りや生きる指針にもなっていますので、それが自然に前向きな表情につながればと思っています。いきいきとした前向きな顔で演奏できるのは、いいお仕事をしている表れですし。共演者とのコミュニケーションのなかで生まれてくる表情も含めて大事にしていきたいことです」。
※山形由美さんがゲストに登場する、家庭画報65周年×クレ·ド·ポー ボーテ40周年の記念イベントに20名さまをご招待します。イベントの詳細、ご応募はこちらをご覧ください。山形由美 やまがた・ゆみ
東京都出身、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。1986年にデビューアルバムを発売以来、35年以上にわたりソロ演奏だけでなく多数の海外楽団や他ジャンルの音楽家との共演も精力的に行っている。10月29日には、トーク&コンサート『由美の部屋 Vol.4』をサントリーホールブルーローズで開催予定。音楽を担当した映画『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』が各地で公開中。