12年に2年巡る天中殺。
寅卯天中殺の人は、2月4日~4月3日は要注意!
天中殺は、12年のうちの2年間、誰にでも訪れ、運気が不安定になる時とされています。いつもとは違う時間を生きる運気の転換期で、この期間は自分でコントロールしきれない出来事に遭遇しがち。注意すべきことは色々ありますが、必ずしも悪いことばかり起きるわけではありません。次の運気のための休息時間と捉えて、今後のことを模索する時間にするといいでしょう。ただし、基本的には流れに身を任せて。転職、結婚、引っ越しなど、新しいことを始めたり、日常を変化させたりする行動は避けたほうがよいとされています。
天中殺には、「戌亥」「申酉」「午未」「辰巳」「寅卯」「子丑」の6つのタイプがあり、2023年に天中殺の運気が巡っているのは、「寅卯」の人です。
天中殺の運気は、年運だけでなく、月運と日運にも巡るので、年運が天中殺中の「寅卯天中殺」の人にとっては、月運も天中殺になる2月4日~4月3日は注意が必要です。さらに日運にも天中殺が巡る日は、3つの天中殺が重なる大警戒日です。前述した3月21日の天赦日がそうですね。年・月・日が天中殺になるのは、2月13日、14日、25日、26日、3月9日、10日、21日、22日、4月2日、3日。「寅卯天中殺」の人は、この日は特別だということを理解して、極端な言動は控えて静かにお過ごしください。
また、すべての人にとっての要注意日は、さまざまなことがうまくいかなくなる「不成就日」と、シビアな選択、方向転換を余儀なくされる「冲」の日。ただし、「冲」の日は、こじれを直して、良くないことの清算もできる時でもあるので、現実と向き合うことでピンチをチャンスに変えることができると思います。
全員に共通する、運気の曲がり角になる「冲」の日があるのは9月。中でも9月12日、24日、10月6日は運気の流れが変わるときです。あなた自身の「冲」の運気の日は、このダイアリーで調べてみてください。
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東洋・西洋の枠を超えて、幅広く占術を研究。特に日本古来の暦を駆使した開運メソッドの提案や、季節の移り変わりごとに伝統行事や暮らしの中の慣わしなどを解説するSNSの歳時記コラムが人気を博す。テレビや雑誌、Webサイトで多種多様な占いを展開し、その的中率で圧倒的な人気を誇る。著書に『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』(集英社)、『怖いほど運が向いてくる! 四柱推命 決定版』(青春出版社)など多数。
『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー 2023』35ページ、8月のマンスリーカレンダーの「8月10日(木)」部分に誤植がありました。「▼不成就日」「★天赦日」と記載していますがこちらは間違いです。正しくは、8月10日(木)は「庚子、末伏、大安、一粒万倍日」になります。お詫びして訂正いたします。 取材・文/神山典子 刺繍制作/草乃しずか(アトリエ草乃)