© 石川県観光連盟甘味やスープを味わう豆専門の町家カフェ
「豆月」
観光客で賑わう茶屋街の中心地から少し離れた一角にある「豆月」は、金・土・月の週に3日だけ営業する町家カフェです。
店主は、北出美由紀さんと建築家の健展さんご夫婦。
築80年の金澤町家を購入し、自ら改修を手がけました。建具を夏と冬で入れ替え、花と軸飾りなども季節感を大切にしながらしつらえます。
お店で供する豆は、良質な国内産にこだわり、季節感と地元の素材も取り入れ、添加物や圧力鍋を使用せずにゆっくり時間をかけて丁寧に炊き上げています。
その原点は、北海道に住む美由紀さんの祖母が作ってくれた黒豆煮にあるといいます。
豆の風味を堪能できる名物・黒豆かん。黒豆の美味しさを存分に味わえる看板メニューの黒豆かん600円は、堅めに炊いた北海道産黒大豆と、食物繊維いっぱいの寒天。
しっかり煮つめた黒豆のシロップでつるんとしたのど越しです。お好みで、きなこをからめれば2度、豆の風味を楽しめます。
週替わりの豆スープや四色福豆しるこなど、どれも滋味深く、ほっと一息つける味わい。美由紀さんがすすめてくれる本のラインナップも面白く、ついつい長居してしまいます。
旬の豆や地元の野菜などを使った週替わりの豆スープ800円は、パンもついて、おなかも満足!香ばしく焼いた杵つき餅が入った四色福豆しるこは、異なる豆それぞれの風味を味わえる。昔ながらの金澤町家の造り。細部まで美が宿る。金沢都市美文化賞を受賞した自宅兼店舗。2階は、建築事務所のオフィスとしても使われている。豆月石川県金沢市東山2-3-21
電話 076-256-0465
営業時間 11時~18時
火曜~木曜・日曜定休
http://mamezuki.exblog.jp/※価格はすべて税抜きです。