ヘアスタイルを変えた今の心境を“新しい風”という言葉で語った石川さん。
「50周年イヤーを全力で走りながらも、頭の中でやってみたいことがふつふつと湧いてくる自分がいたんですね。今日ここで新しい風を感じたことで、それを一つ一つ形にしていきたいな、気負わず楽しみながら前に進んでいきたいというワクワクした気持ちになりました」。
石川さゆり(いしかわ・さゆり)1973年にデビュー。数々のヒット曲を送り出し、日本を代表する歌手として歌謡界を牽引。大晦日恒例の『NHK紅白歌合戦』では紅組最多の45回出場。代表曲をビッグバンドジャズほか、大胆にリアレンジし、最高音質で収めたアルバム『Transcend』を2023年2月1日にリリース。石川さんのヘアカットを手がける
黒田啓蔵さんにインタビュー
時代の風を品よく取り入れる感性と個々の魅力を最大限に引き出す技術で人気のヘア&メイクアップアーティスト。大人が髪を切るときは“引きの視点”でバランスを考えて
ヘアカットは一番のリフレッシュであると同時に、エネルギーや若々しさを呼び込む効果もあります。新しい自分を見つけるために、時には思い切ったカットも必要でしょう。
このとき重要なのは全身のバランスやライフスタイルなどを鑑みながら髪の長さやスタイルを決めること。大人の場合、顔立ちとのバランスや髪質だけにとらわれない“引きの視点”が成功の秘訣です。
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撮影/伊藤彰紀〈aosora〉 ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 スタイリング/野田 晶 着付け/富岡久美子 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2023年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。