東京の天空に佇む8席だけの特別な空間で、宝石のような「SUSHI」を愛でる、味わう

海の色のような暖簾の先には、シンプルなL字型のカウンター。めくるめく美食体験が始まります。
ハイジュエラーのDNAを惜しみなく注ぎこんだ特別な場所、「ブルガリ ホテル 東京」。コンテンポラリーかつオーセンティックな、贅を極めた美がちりばめられたここは、まさに今をときめくホテルです。
今回ご案内するのは、「ブルガリ ホテル 東京」40階にある「Sushi Hōseki」。2フロア分吹き抜けになった高い天井が印象的な空間に、ゆったりとした白木のカウンター。たった8席の、エクスクルーシブな“舞台”へ到着すると、日本全国から集められた、とびきり新鮮な旬の素材が訪れる人を出迎えてくれます。
高い天井からは、イタリア人作家が作ったランプシェードが。どこか日本のぼんぼりのような雰囲気です。

新鮮な魚介類を、職人が丁寧に仕込んでいきます。
メニューは昼夜ともにコースのみ。古伊万里や、オリジナルで作った器に盛られたさまざまな美味から「Sushi Hōseki」のおもてなしがスタートします。料理の内容は季節によって変わりますが、旬の魚のお刺身や、炙った魚介、さっと煮たあん肝や野菜の出汁でつくった茶碗蒸しなど、ひとひねりある逸品が次々と登場します。
脂ののったきんきの炙りは大根おろしでさっぱりと。
一皿ひとさらがまさに宝石のような「Sushi Hōseki」を仕切るのは、清水拓郎料理長。数々の名店で磨いてきた技と知識を傾けて最高の食材と向き合い、ここでしか味わえない特別な美味を披露します。清水料理長のクリエイティビティはコースの組み立て方にも如実に表れています。白身や貝など優しい味わいが続く前半から中盤にさしかかる頃、コースの雰囲気がぐっとアクティブに変化していきます。
上質な脂の甘みがほどけるように広がる大トロの握り。

名残の小肌も品の良い美味しさ。新子の季節にもまた訪れたくなります。
香り高い赤酢のシャリと絶妙に絡み合いながら、舌の上でとろけていく大トロに始まり、中トロ、赤身の漬けの握り―。そこからは緩急をつけながら、握りとおつまみがテンポよく供されていきます。北海道・羽立の生うに、鹿児島の車エビ、冬場だけ楽しめる自家製のカラスミや白子、そして穴子……。気づけばコースも終盤となり、締めは帆立のすり身と卵で作られる、カステラのような厚切りの卵焼きが登場。ほんのり甘くて温かい、ふわふわの卵焼きの余韻とともに、ドラマチックなコースがフィナーレを迎えます。
カウンター越しの対話も大切にしている清水拓郎料理長。
宝石という名の通り、“本物の価値”をそのおもてなしのすべてで体現している「Sushi Hōseki」。大切な日に、大切な人と訪れたいアドレスが、また一つ増えました。
「Sushi Hōseki」
〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目2-1 ブルガリ ホテル 東京 40階
電話番号 03-6262-3333(代表)
営業時間 昼:12時~14時(月曜、金曜、土曜、日曜のみ営業)
夜:18時~20時、20時半~22時半
コース料金 ランチ2万5000円 ディナー3万5000円(ともに税金・サービス料込)
定休日:火曜日、水曜日
予約 03-6262-6624
https://www.bulgarihotels.com/ja_JP/tokyo/dining/sushi-hoseki