鶏もも肉をフライパンで焼いたシンプルなチキンソテー。シンプルだからこそ、細かい技術が光るメニューです。人気のフレンチ「ル・マンジュ・トゥー」谷 昇シェフのレシピは、鶏肉の水分を逃さず焼くので中はふっくらジューシー、皮はパリッ。シンプルな塩味が鶏の旨味を引き立てる一皿です。
ポイントは、下味の塩を肉に浸透させるため、必ず室温に戻すこと。そして時間をおいたほうが、中までしっかり塩が浸透します。長くおく場合は冷蔵庫に入れてもいいですが、焼く前は必ず室温に戻しましょう。
焼くときは皮側ではなく、肉側から焼いて反り返りを防ぎます。出てきた脂をかけながら焼くことで、肉の厚い部分にも火が通り、柔らかく仕上がりますよ。レモンを絞ってさわやかに召し上がってください。『ル・マンジュ・トゥー 谷 昇シェフの ビストロ流 ベーシック・レシピ』より。
【材料 2人分】
・鶏もも肉 2 枚(600g)
・塩 6g(肉の1%)
・エキストラバージンオリーブオイル 小さじ1
・レモン(くし形切り) 2切れ