素敵な演出のアイディア
旬のフルーツには愛らしいカービングを
美しくて甘い日本のフルーツは世界に誇る美味。そのままでももちろん喜ばれるのですが、ちょっとだけカービングを施すのが宮澤さん流の演出術です。
たとえば大粒のぶどうは縦に数ミリ間隔で軽く切り込みを入れて、皮と実が交互になるよう皮を取り除くと紙風船のように(手前)。
さらに横半分に切り込みを入れて互い違いに皮を除くと、市松模様に仕上がります(奥)。縦に入れた切り込みから途中まで皮をむいても花のようでユニークです(右)。
宮澤奈々(みやざわ・なな)
料理教室「C’est très bon(セ・トレボン)」主宰。家庭でも再現しやすい、アイディア満載のスタイリッシュなおもてなし料理が大人気。料理と器のスタイリングやテーブルコーディネートの提案、器の監修も手がける。
料理/宮澤奈々 撮影/角田 進
「家庭画報」2018年9月号掲載「宮澤奈々 センスが光るおもてなしレシピ」を再構成したものです。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。