ラトリエ・アルティザン・クレピエ(L’Atelier Artisan Crêpier)
スモークサーモン、ポテト、ヤギのチーズ、レモン、シブレットの「アルフォンス」、11€50。居心地良いカフェのような、左岸のクレープリーそば粉やシードルはブルターニュ産にこだわるけれど、お店の雰囲気は今どきの居心地の良いカフェのようなクレープリーが、「ラトリエ・ラルティザン・クレピエ」です。
パリと近郊に5軒あるクレープとガレット専門の新進のチェーンで、具材やオリジナルのメニューも従来のクレープらしくないものも多く、バラエティに富んでいます。
レッドフルーツ、マスカルポーネ、ヘーゼルナッツの「バベット」、8€50。ガレットでは、スモークサーモン+きゅうり+生クリーム+レモンとか、チキンのカレー風味+エメンタルチーズ+マッシュルーム+卵という具合です。
キャラメル、ヘーゼルナッツ、自家製ホイップドクリームの「マドレーヌ」、8€。朝から夜まで開いていて、食事時間以外にカフェとしても利用しやすいようにと、甘いクレープやコーヒーが充実しています。マスカルポーネ+スペキュロス+チョコレートとか、ベリー系フルーツ+ヘーゼルナッツ、などが。
昔ながらの正統派ではなく、進化形ガレットやクレープを楽しみたいときにぴったりなお店です。
L’Atelier Artisan Crêpier10 Rue Mabillon, 75006 Paris
電話 +33 (0)1 43 26 30 05
営業時間 9時〜23時
https://www.artisancrepier.comお店によって、折り方も、中の具材も様々です。たかがガレットと言っても、各店ごとに個性があり、食べ比べも楽しいはず。
どんな界隈にも必ずある、フランスの普段使いの外食のマストとも言えるそば粉のガレットとクレープを、ぜひ気楽に楽しんでください。
大島 泉/Izumi FILY-OSHIMA
ライター、コーディネーター、通訳、翻訳者
東京生まれ、東京育ち、1989年にパリへ。現在はパリ郊外サンジェルマン・アンレイ暮らし。