『希望の灯り』
(c) 2018 Sommerhaus F1lmprodukt1on GmbH旧東ドイツ、ライプツィヒ近郊に建つ巨大スーバーで、在庫管理者として働き始めたクリスティアン。
仕事の手順やフォークリフトの操作を教える飲料担当のブルーノをはじめ、職場の同僚は、内気な彼力又菓子担当のマリオンに寄せる恋心を静かに見守る。
だが、マリオンには夫がいて......。社会の片隅で、ままならない思いを胸につましく生きるそんな彼らに向けた監督の温かい眼差しがスクリーンから滲む作品。
閉店後のスーバーを小宇宙として描く映像と音楽の美しさも、心に残る。
2018年 ドイツ映画 125分
監督・脚本/トーマス・ステューバー
原作・脚本/クレメンス・マイヤー
出演/フランツ・ロゴフスキ、ザンドラ・ヒュラ一、ペーター・クルト
2019年4月5日より、Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開