【作り方】
1:ケーキ型に型紙を敷く。ボウルに卵とグラニュー糖を入れ、人肌程度の湯せんにかけてハンドミキサーの高速で泡立てる(写真)。白っぽくなったら低速にする。
2:ハンドミキサーを持ち上げて、生地がなめらかなリボン状に落ちればOK。別に、小ボウルにバターと牛乳を入れ、湯せんで溶かしておく。
3:粉をふるって加え、しゃもじでボウルの底から生地をすくって返す。左手でボウルを手前に回しながら生地をすくっては返し、むらなく混ぜる。
4:2の湯せんしたバターと牛乳を加え、混ぜる。ケーキ型に生地を流し入れ、しゃもじでひと混ぜする。
5:180℃のオーブンで20~25分焼く。きれいに焼き色がついたら、オーブンから取り出す。
6:型からはずし、型紙付きのまま皿に返し、粗熱がとれるまでおく。長くおくときはラップをかけておく。この間にシロップの材料を小鍋で煮立てて冷ます。
7:生クリームとグラニュー糖を七分立てにする(できればさらに冷蔵庫で3 時間〜ひと晩ねかせる)。いちごを9個残して、1 個は縦4等分、残りを縦半分に切る。
8:スポンジケーキを横3等分する。
9:一番下のスポンジの断面にシロップを塗る。
10:生クリームを塗り、半分に切ったいちごを並べる。クリームをのばし、真ん中のスポンジにシロップを塗り、その面を下にして重ねる。これをくり返す。
11:スポンジの側面に流れ出た生クリームを、ざっと塗る。上面に生クリームをのばす。
12:側面にたれたクリームをむらなく塗りのばし、最後に上面を平らにならす。
13:絞り袋に生クリームを詰め、手早く絞り出す。手でクリームが温まってボソボソにならないように注意。いちごを飾る。
14:ショートケーキの完成です。
大宮シェフのロングセラー『本当においしく作れる 洋食』では、カレー、ハンバーグ、オムライスなど定番洋食を88品収録。プロセス写真を多用して、作りやすさ抜群です。

大宮勝雄(著)
定価:本体1,500円+税
撮影/髙橋栄一