可愛いのに一つだけしかない。もう着なくなった洋服に着いていた。そんな「使い道がないボタン」があなたの裁縫箱にもありませんか? 香川県高松市で「ボタンのアカネヤ」を営む、平井泰子さんはボタン屋に嫁いでボタンと暮らして60年。ボタンを活かす素敵なアイディアを教わりました。
撮影/鍋島徳恭 佐藤竜一郎(本誌) 平井泰子さん
香川県高松市にある「ボタンのアカネヤ」オーナー。アンティークを含む、独自に選んだボタンを販売するほか、さまざまなアレンジも提案。カゴバッグ 市販のカゴバックのふた部分に、ボタンをデコレーション。細く柔らかいワイヤーをボタン穴に通し、カゴの好きな場所に止め付けるだけと超簡単。裏で何度かねじってカットします。一つしかないボタンもこれなら活躍。最後に持ち手にはグログランのリボンを巻いて仕上げます。