料理研究家・宮澤奈々さんが提案する
「グリフォンティー」、魅惑の香りを愉しむ
ウェルカムティーはお好みのフレーバーでお好みのフレーバーを選んだり、ブラインドテイスティングを楽しんだり。お客さまをリラックスさせ、テーブルトークに花が咲くグリフォンティーは、ウェルカムドリンクに最適です。上質な茶葉に厳選したハーブやスパイスを独自にブレンド。オリジナリティあふれる「グリフォンティー」は、“家庭画報の旅”を企画するプレミアム旅行社が自信を持ってお届けするシンガポール生まれのフレーバーティーブランドです。食卓のさまざまな場面を、香り豊かに引き立てるフレーバーティーの楽しみ方を家庭画報本誌でもおなじみの料理研究家・宮澤奈々さんに教えていただきます。
あらゆる時間に優しく寄り添い、
彩りを与える「グリフォンティー」
美食家の友人からシンガポールのお土産としていただいて以来、「グリフォンティー」が大のお気に入りという宮澤奈々さん。
宮澤奈々さん(みやざわ・なな)料理研究家。料理教室「C’est très bon(セ・トレボン)」主宰。器や食空間のプロデュースも手がける。新刊『素敵なおもてなしのプレゼンテーション』(小社刊)も好評発売中。「日本で手軽に入手できるようになって、本当に嬉しいです。どのフレーバーもナチュラルで、程よく個性的。どんなシーンでお出ししたらお客さまに喜んでいただけるかしら、とお料理やセッティングのひらめきを与えてくれるアイテムでもあります」。
アペリティフにはティーソーダ仕立ての
「ニンフ・オブ・ザ・ナイル」をローズヒップなど酸味のあるハーブ入りのお茶は、のど越しのよさも魅力。炭酸水で割ってティーソーダにして、アペロの時間にいかが。透明なボードに生ハムとメロンをのせ、バカラのワイングラスの上に渡す演出も素敵です。料理の組み合わせのヒントになるのは、フレーバーのベースとなっているお茶と使われているハーブ・スパイス類。
「たとえば“カモミール・ドリーム”が、パスタやサラダといった洋食系と合うのは、レモングラスなど洋食でおなじみのハーブが多く入っているから。烏龍茶やジャスミン茶は中国料理系に、緑茶タイプは和食と相性がいいように思います」。
香り豊かな「カモミール・ドリーム」は食中茶にぴったり別名“神様から授かったワイングラス”ともいわれるオーストリア・ザルトの白ワイングラスに注ぐと、カモミールの香りがゆるやかに広がります。バカラのデキャンタにたっぷりとお茶を用意してランチタイムに。本日は菜の花とハーブのパスタと。ランチにティータイムにアペリティフに。グリフォンティーは、さまざまなTPOに寄り添います。
「ストレイツ・チャイ」で和みのティータイムバカラのタンブラーにお茶を注ぎ、泡立てた牛乳をのせてカプチーノ風に。素朴な焼き菓子とともにどうぞ。温めた牛乳をたっぷり加えたシンプルなミルクティーにしても美味。グラスで花開く、「グリフォンティー」の豊かな個性
さわやかな一日の始まりは「マラケシュ・ミント」でミントの風味がしっかりと感じられる、目覚めの一杯にこそふさわしいさっぱり風味。バカラのウォッカグラスできゅっと飲み干して、新しい一日を清々しく迎えましょう。「日頃から、お茶はグラスでいただくことが多いですね。お酒のタイプに合わせて器を選ぶように、お茶の個性が生きるグラスをチョイスします。たとえば、香りを楽しみたいときはワイングラスに、きゅっとのどを潤したいときはショットグラスに」。
お茶の水色も愛でられ、テーブルセッティングもお洒落に演出できるというのもグラスでお出しする利点。お酒をあまりいただけない宮澤さんにとって、グラスにお気に入りのお茶というのは“お酒っぽい気分”も味わわせてくれるスタイルともおっしゃいます。
「パール・オブ・ジ・オリエント」で幸せな夢に誘われるジャスミンとバラの香りが気分を落ち着かせてくれる、夜にもおすすめのお茶。サンルイの大ぶりのワイングラスでゆっくりと時間をかけて味わって。チョコレートとも相性よし。ガラス類に温かいお茶を注ぐときに気を配るのは、グラスに急激な温度変化を与えないこと。お茶によっては熱湯で淹れて冷ましてから冷蔵庫へと抽出法にも気を配ります。「同じお茶でも淹れ方で風味が違ってきます。どのお茶がお好き?って飲み比べするのも、楽しいですね」。