散歩が楽しくなる辻典子さんの「旬の野草リース」 第3回(全4回) 幼い頃、すすきや猫じゃらしなどで、遊んだ思い出はありませんか。公園の隅や空き地、畦(あぜ)道など、どこにでもある野草。ひと工夫すれば、暮らしに四季の彩りを添える可愛らしいインテリアになります。足もとの野草に目を向けると、毎日の散歩がもっと楽しくなるでしょう。
前回の記事はこちら>> 辻 典子さん京都・大原生まれ。大原在住。約20年前から野草でリースを作り始める。著書に『四季の野草リース』(小社刊)。ハーブにも詳しく、ベニシア・スタンリー・スミスさんの庭の手伝いもしている。ハーブガーデンの剪定のあとに
写真は前年に作ったものだが、ミントマリーゴールドとラムズイヤーは使っていない。毎年秋の庭を剪定をしたときに出るハーブで、よい香りのするリースを作る。秋になると、そろそろハーブも終わりです。剪定したラベンダーやレモンバーベナ、夏に収穫してドライにしておいたマウンテンミントを合わせました。
ハーブはそれぞれ茎を15センチほどに切り、1つずつ順番にリース台に巻いていきます(
前回記事参照)。ラムズイヤーとミントマリーゴールドはひと束にして一緒に巻きつけました。
【材料】
リースワイヤー(23番)
フック用の太めのワイヤー(22番) 1本
フローラルテープ(緑色) 1個
リース台(直径約25センチ)
左上から時計回りに、ラベンダー15本×7束、ラムズイヤー2本×7束・ミントマリーゴールド3本×7束、レモンバーベナ5本×7束、マウンテンミント3本×7束 〔特集〕散歩が楽しくなる辻 典子さんの「旬の野草リース」(全4回)
辻 典子さん京都・大原生まれ。大原在住。約20年前から野草でリースを作り始める。著書に『四季の野草リース』(小社刊)。ハーブにも詳しく、ベニシア・スタンリー・スミスさんの庭の手伝いもしている。
作る人/辻 典子 写真/梶山 正 協力/古道具ツキホシ
『家庭画報』2020年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。