第6回 世界の注目を集め続ける英国王室。ダイアナ元妃とキャサリン妃はどんな性格?共通点は?
「人類最高の叡智」とも言われる数秘術。
古代ギリシャの数学者・ピタゴラスが体系的にまとめたと言われています。
皆さんがよくご存じの西洋占星術やタロットカード、エニアグラムなどの起源とされている「カバラ数秘術」は、これまでの長い歴史で、多くの人々がさまざまな場所でに使ってきました。
「カバラ」の智慧をベースに、現代風にアレンジしたものが「誕生数秘」で、膨大なデータから導かれた法則を、統計学を用いて文章化しました。
「誕生数秘」は、生年月日を足して3つの数字を導き出し、そこからあなたの強みや本質、そして目標を読み解きます。「1」 から「9」までの数字は、それぞれが固有の意味を持っているのです!
第4回に続き今回は、世界からの注目を常に浴びているイギリス王室の2人の女性にスポットを当てて、数秘術で読み解いていきます。
今年5月に行われたヘンリー王子とメイガン妃の華やかなロイヤルウエディングも記憶に新しいですよね。
生涯で3度来日し、日本にも「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こした故ダイアナ元妃。1981年に行われたチャールズ皇太子とのロイヤルウエディングのテレビ中継は、全世界70か国7億5000万人もの人々が見守っていたといいます。
その後、ファッションアイコンとしても世界中の女性たちを惹きつけ、晩年は慈善事業に情熱を注いだダイアナ元妃。
そして、ダイアナ元妃の長男・ウィリアムズ王子とご結婚された理知的で笑顔の美しいキャサリン妃。
ダイアナ元妃とファッションの雰囲気が似ていることや、ダイアナ元妃の指輪をよく身につけていること、シャーロット王女のフルネームが「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」であることからも、キャサリン妃のダイアナ元妃への敬愛の気持ちが伝わってきます。
今も、 “心の王妃”として世界の人々から愛されているダイアナ元妃と、ファッションリーダーとして、また3人の子供を育てる母親としても注目を集めるキャサリン妃。
2世代プリンセスたちの愛される秘密や、その本質、そして、2人の共通点を誕生数秘の観点から解き明かしていきます。
まず、故ダイアナ元妃のマイナンバー3つを導き出します。
生年月日は1961年7月1日。ファーストナンバーは「誕生日の日にちのみを一桁になるまで足した数字」なので、1です。
セカンドナンバーは「誕生日の西暦・月・日を一桁になるまで足した数字」なので、1+9+6+1+7+1=25→2+5=7です。
サードナンバーは「誕生日の月・日を一桁になるまで足した数字」なので、7+1=8です。
生まれ持っての強みを表すファーストナンバーが「1」のダイアナ元妃。
すべての始まりを表す「1」は、どこにいても一目置かれるカリスマ性のある人物です。
この「1」をファーストナンバーとして持つ人は、自分が「前に出たい」と思っていなくても、自然と目立ってしまうタイプ。
ダイアナ元妃は魅力的な笑顔やその言動で、周囲の人はもちろんテレビや雑誌を見ている人にまで希望や元気を与える特別なパワーを持った存在で、世界中に「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こしました。
また、そのファッションにも常に注目が集まり、多くの雑誌の表紙を飾ったり、ファッションに関する特集も組まれたりしました。
そんなことからも、そのカリスマ性が窺われますね。また、裏表のないサッパリとした性格で、根っからのリーダータイプでもあります。だから、周囲の人たちはみな自然と「この人についていきたい」と思ってしまうのです。
彼女の本質を示すセカンドナンバーは「7」です。何事にも妥協を許さない性格で、本質的に“完了”という意味もあるため、いつでも、ひとりで完璧を目指して頑張るという特徴を持っています。
ダイアナ元妃は徹底した探求心を持っていて、「7」の性質通り、自分に厳しい努力家タイプです。
その一挙手一投足に注目が集まるというプレッシャーや、王室での堅苦しい生活でのストレスから過食症になっていたことを後に明かしますが、そんなことはおくびにも出さず、いつも華麗なファッションに身を包み、気品ある笑顔をたたえ、周囲を幸せな気持ちにしてくれました。
人生の目標を表すサードナンバーは「8」。
どんなことでも最後まであきらめずに、エネルギッシュにチャレンジすることを人生のテーマにしていました。
彼女は次第に社会的な問題に取り組むようになり、特に地雷除去キャンペーンには熱心に取り組んでいました。
これは実は、イギリスの保守党政権から反発を買っていましたが、彼女が「私は人道主義者です」といってその批判をかわしたことで、多くの人の関心をより深めていったといいます。
こんな様子にも「7」の完璧主義な側面や、「8」のみんなを率いて結果を求めるという性質がよく表れているようです。