ドラマ、映画に引っ張りだこで大活躍の永山絢斗さん。2019年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』にも出演。豊田利晃監督が撮る将棋の映画と聞いて、この上なく高揚
羽生善治竜王の国民栄誉賞、藤井聡太七段の快進撃など、注目を集め続ける将棋界。その将棋界の歴史を変えた瀬川晶司五段による自伝的作品『泣き虫しょったんの奇跡』が豊田利晃監督の手で映画化されることに。
2006年以前、プロ棋士になるには養成機関である奨励会に入会し、「三段リーグ」の上位2名になって四段に昇段しなければなりませんでした。しかも、そこには年齢制限も。瀬川五段は1984年に奨励会に入会しますが、昇段かなわず年齢制限の26歳で退会。しかし、2005年に特例として行われたプロ編入試験を経てプロ棋士になり、翌年からはプロ編入制度が設けられることになったのです。
“しょったん”こと瀬川五段を演じるのは松田龍平さん。そして、瀬川五段の奨励会時代の仲間・新藤和正には永山絢斗さんが扮します。オファーを受けたとき、「豊田監督が将棋の映画を撮ると聞いて、この上なく高揚した」という永山さん。その理由を「絶対に気合が入っているだろうなと思って」といいます。