「若さ」はコントロールできる 今や人生は100年時代。ならば50代は折り返し地点に立ったばかりです。これからの人生をより豊かに過ごすためには、“見た目の美しさ”は大切な要素。美容医療やスキンケア、メイクで、誰からも好印象を持たれる顔を作り、若さをコントロールすることこそ、これからのアンチエイジングです。
前回の記事はこちら>> 50代からは、まるで顔をデザインするように、美のバランスに近づける骨格メイクを。ちょっとしたテクニックで、若々しく好印象な顔に作り上げるメイクを、ヘア&メイクアップアーティスト・嶋田ちあきさんが提案します。
ワンピース11万9000円 ブローチ3万5000円/ともにファビアナフィリッピ(アオイ) ピアス4万5000円/ウノアエレ バングル1万7000円/ワンエーアール バイ ウノアエレ(ともにウノアエレ ジャパン)メイクで顔をデザインする
「誰もが美しいと感じるのは、骨格に合わせたメイク。年齢とともに変化していく顔に合わせたテクニックで、顔をデザインしながら理想のバランスに近づけます」とヘア&メイクアップアーティストの嶋田ちあきさん。
「たとえば、眉と目の輪郭は顔の中でいちばん目立つ部分。特に、眉山の位置は重要で、その位置が顔を正面と側面に分けて見せる役割があります。年齢を重ね、下膨れに見える人は、眉山の位置を少し外側にすると、フェイスラインがすっきり見えます。
また、目の下のくすみを払うと、レフ板効果で目が上がって見えるというように、メイクの効果を理解して、ちょっとしたテクニックを取り入れれば、若々しく、美しい顔になれます」と嶋田さん。
メイクで顔をデザインすることは、アンチエイジングのひとつの方法です。
顔をデザインするメイクポイント
1.ベースメイクで顔の陰りを消す2.眉山と目のフレームで、顔のバランスを決める3.シェーディングとチークで、骨格のリフティング4.ハイライトで立体感を作る