東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会まであと1年。我らが応援団長、松岡修造さんのコラム、題して「修造画報」がスタートします! 『家庭画報』で好評連載中の対談「松岡修造の東京2020への道」では、東京2020のキーパーソンたちと熱いトークを繰り広げている修造さん。本コラムでは、過去の大会での体験談なども交えながら、東京2020に向けてさまざまなメッセージを発信していきます。開幕までの1年、修造さんと一緒に盛り上がっていきましょう!
昨年、家庭画報さんから東京2020に向けた連載のお話をいただいたとき、僕は「前向きな、プラスの風を吹かせていきたい!」「日本中のみなさんにオリンピック・パラリンピックに参加してほしい!」と強く思いました。1年経ち、新たにこのコラムを始めるにあたっても、同じ気持ちでいます。
家庭画報2018年8月号に掲載された連載初回のトップページ。修造さんの5つの提言からスタートしました。家庭画報2019年8月号の連載では、東京2020大会のマスコットを制作したデザイナーの谷口 亮さんと対談されました。最初にみなさんに伝えたいのは、「東京2020を“自分ピック”にしよう!」ということです。僕がしばしば口にする“自分ピック”という言葉は、自分自身がオリンピック・パラリンピックに参加する、という意味ですが、これは選手やボランティアとして実際に大会に関わることに限りません。気持ちの面だけでも参加はできます。
自国で世界最高峰のスポーツの祭典が行われるなんて、一生に一度あるかないかの貴重な機会じゃないですか? この素晴らしい巡り合わせを自分事として捉えて、「2020年までにこの目標を達成しよう!」とか「新しく○○にチャレンジしよう」とか、何か本気になれるものを見つけられたら、それが“自分ピック”!