祖父から孫へ。伝統の窯に新しい風を吹き込んで
陶芸 井上萬二窯
井上萬二さん・井上祐希さん華やかな絵付けが多い有田の地にあって、白磁のみを追求し続ける人間国宝の井上萬二さん。90歳を超える現在も精力的に器作りに取り組んでいます。
〔返礼品〕◇井上萬二・白磁緑彩釉桜彫文 珈琲碗 カップ直径8.2×高さ7.2センチ、ソーサー直径15.9センチ/寄付金額35万円10年前には孫の祐希さんも「井上萬二窯」に入り、作陶生活を開始。「伝統的な技術は教えますが、アイディアは教えない。自分なりの手法を究めてほしいからね」という祖父に対して、「生地の美しさ、ろくろの技術という井上窯ならではの伝統を踏まえつつ、わくわくしてもらえるような自分らしい表現を心がけています」と話す祐希さん。
〔返礼品〕◇井上祐希・黒釉滴対飯碗 直径12×高さ6.5センチ、直径11×高さ6センチ/寄付金額5万円「有田焼に興味を持っていただくきっかけになれば」と異業種とのコラボレーションにも積極的に参加。レジェンドの作品も若き才能の器も、ともに入手可能なのがピースクラフツSAGAの魅力でもあります。
〔返礼品〕◇井上萬二・白磁青海波ぐい呑(小) 直径6.3×高さ4.8センチ/寄付金額20万円〔返礼品〕◇井上祐希・天目銀滴汁碗(小)直径10.5×高さ6センチ/寄付金額2万5000円 表示価格はすべて税込みです。 撮影/角田 進 取材・文/露木朋子
『家庭画報』2022年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。