“健康”と“やせる”を両立させた“幸せなカラダ”を目指し、約16万人の健康やせをサポートしてきた「健康やせ専門EVE」。そこには、設立者母娘の熱い想いがぎゅっと詰まっていました。
村山静江さん（母・右） むらやま・しずえ ｢健康やせ専門EVE」取締役会長。自身の経験をもとに西洋技術と東洋思想を織り交ぜた独自のメソッドを確立し、35歳のとき痩身専門のエステティックサロンEVEを設立。 村山 舞さん（娘・左） むらやま・まい ｢健康やせ専門EVE」代表取締役。大学卒業後イギリスにエステ留学し、国家資格を取得。昭和大学医学部大学院にて医学博士号を取得し、現在同大学との兼任講師も務める。 健康になることがやせる一番の秘訣
今年43年目を迎えるEVEは、痩身に特化したエステティックサロンですが、EVEが目指すのは、“健康”と“やせる”を両立させた健康やせ。
EVEの基本メソッド（温巡活サイクルの3本柱）
社長の村山舞さんは「単に体重を減らしたり、見た目の美しさだけにとらわれることなく、身体的にも精神的にも健康になって初めて本当の美しさを手に入れることができると考えております」といいます。創業当時から一貫したこの考えは、創業者である舞さんのお母さま・静江さんの経験から生まれたもの。
「私は出産後、25キロくらい太ってしまったんです。それで、ありとあらゆるダイエットをしたのですが、体を壊してしまって……。もともと虚弱体質ではありましたが、それが悪化して、子どもたちと遊ぶときも立っていられず、いつも横になって遊んでいました」（静江さん）
「小さい頃はその母の姿を真似て、パズルでもお絵描きでも本を読むときでも、床に寝転んで遊んでいました」（舞さん）
そんな子どもたちの姿を見て、はっとしたという静江さん。ダイエットなんてやっている場合じゃない、健康にならなければいけないと、ダイエットはすべてやめ、健康になるための勉強をし、実践したといいます。
「そうすると、体も徐々に締まってきたんです。そのときにつくづく実感しました。ダイエットは食事制限をしたり、過度な運動をすることではなく、健康になることなんだと。健康的にやせれば、血液循環もよくなりますし、免疫力もつきます。お肌のつやも出てきます。やはり、健康にならなければ、だめなんです」（静江さん）
さらに人生観も変わり、お洒落にもなっていったそうです。
「私は今年77歳になりますが、今でも7センチのハイヒールをはいています。何歳になってもハイヒールをはいていたい。そういう気持ちもやせないと出てこないですよね」（静江さん）
そんなお母さまは、経営者としても一人の女性としても、舞さんにとってのお手本。エステの本場イギリスに留学し、さらに昭和大学で医学博士号を取得して、EVEを受け継ぎ、そのメソッドを守り、発展させています。
社長になった舞さんが毎日、全店舗のスタッフに配った豆知識。｢10年間、一日も欠かさずでしたから、感心しました｣（静江さん）。 昨年12月には、EVE STAGEを3年ぶりに開催。37回目となる今回は、1000名を超える観客を入れて200名にも及ぶ出場者が舞台に。
