デンマークを象徴する家具ブランド「ボーコンセプト」。この春から、グローバル・アーティスティック・ディレクターとして、ヘレナ・クリステンセンを迎えたことが発表されました。
ボーコンセプトの各チャンネルで3月からスタートする、デンマーク流の暮らしのヒントを発信する「Art of Danishly(ミニマルで美しいデンマークの暮らし)」キャンペーンを皮切りに、ヘレナと共同制作した家具を発売予定。ボーコンセプトの新たな一面に注目が集まりそうです。

ヘレナ・クリステンセンは、ファッションやアートにも造形の深い元祖スーパーモデルとして知られる一方で、UNHCR(United Nations High Commissioner for Refugees)親善大使に任命された2019年からは、世界中を旅しながら難民や避難民の苦境をレンズに収め、世界に発信している注目の人。
そんなヘレナがボーコンセプトに対して、特別に想いを寄せる理由は「シンプルなエレガンス」にあると言います。1986年のデビュー以降、世界中を飛び回り、ノマドのように暮らしてきたヘレナが究極のリビングに選んだアイテムは、どんなものなのでしょうか。彼女の言葉とコメントとともに、その一部をご紹介します。
テーブル(縦135~181×幅135×高さ74.5cm)44万2900円~、チェア(奥行54×幅60×高さ76cm)10万3900円~、サイドボード(縦40.5×横150×高さ75cm)35万8900円~/以上すべてボーコンセプト(ボーコンセプト青山)
「曲線が美しい〈Santiago〉のテーブルは、友人たちが集まりゆったり過ごす日曜日にぴったり、まさに理想的です。〈Seoul〉のチェアは、デンマークで育った日々を思い出させてくれます。シンプルさが美しい、クラシックなデザインです。これは一生ものの椅子ですね。奥にある〈Santiago〉のサイドボードは、クラシックなミッドセンチュリースタイルで、バーとして使える点も魅力。なんだかとても贅沢な感じがします」とヘレナ。
シンプルかつエレガントを好むその精神は、家庭画報ドットコム読者の皆さまにも共通するものがあるのではないでしょうか。
カプセルコレクション「SWEET ART」が発売!
へレナ・クリステンセンが注目するデザイナーと、ボーコンセプトがコラボレートするカプセルコレクション。第一弾は「女性らしい家具を作る」をコンセプトに、デンマーク出身のシャーロット・ホンケと、女性クリエイティブチームを立ち上げ“女性的なフォルム”かつ“柔らかな色彩”をキーワードに制作されました。
チェア(縦84.5×幅92.5×高さ73.5cm)16万1900円、プーフ(縦63.5×幅63.5×高さ39cm)4万8900円~6万4900円、ラグ(直径250cm)23万5900円/以上すべてボーコンセプト(ボーコンセプト青山)
完成したのは、至福のひとときで自分自身を大切にする時間や、デンマークで古くから大切にされている「Hygge(ヒュッゲ)」の精神を体現した回転式アームチェア。デンマークのスイートベーカリーからインスパイアされたカラーパレットに因んで「SWEET ART」と名付けられました。
これらは、フラッグシップストアであるボーコンセプト青山他、全国各ショップでもご覧いただけます。シンプルでありながら、本当に美しいものと暮らしたい——。そんな思いにきっと応えてくれるはずです。
●お問い合わせ
ボーコンセプト青山
電話:03-5770-6565