[特別販売]第59回全国漆器展の受賞作品から「漆器の使いこなし自由自在」昨秋開催の第59回全国漆器展では2作品が家庭画報賞を受賞。今回は漆器をシルバーやガラスと合わせて暮らしの中でもっと自由に、楽しく使うためのアイディアをご紹介します。家庭画報賞受賞の2作品を含めた4作品は特別販売します。

「全国漆器展審査員長、三田村有純先生が『“飯(めし)まり”の魅力を見直そう』と提案されたので、日常使いの飯椀の企画を立ち上げました」と木曽漆器工業協同組合の武井祥司さん。
飯まりとは、木のご飯茶椀のこと。どんな形がふさわしいのか。作り手、売り手、料理人や漆ファンなどから多くの声を集め、産地内の職人たちが垣根を越えて制作したのは、平たい椀、細長形、繭形の3種類。漆器祭りで試食会を実施し、口当たりや手で持つ使い心地を試してもらうと、繭を思わせる椀に人気が集中。“まゆまり”の誕生と相成りました。
緑の椀は、伝統技法の木曽堆朱(ついしゅ)。「30回ほど塗り重ねた最高峰の塗りです」。黒の椀は青貝塗。研磨した薄い青貝を中塗りの椀地に埋めていきます。椀の内側を黒塗りにしたことで、独特な伝統の斑模様がシャープに息づき、現代の器に甦りました。
【使用例】 ご飯に、汁物に、煮物に。多彩に使える

少し高さがあることにより用途が広がる。緑堆朱には毛蟹と鶏のコンソメ、青貝にははまぐりとホワイトアスパラガスのおひたしを盛って。「毎日使う 器だからこそ、丁寧に手をかけて作られた椀がおすすめです」と武井さん。
【商品情報】
木地は欅を使用。優美な椀の腰の丸みが手になじむ。
経済産業省製造産業局長賞[限定各5点]
木曽漆器 産地オリジナル飯椀「まゆまり」A 緑堆朱(S)3万250円B 緑堆朱(L)3万800円C 青貝(S)3万250円D 青貝(L)3万800円(すべて税込み)青貝を埋め込んで研ぎ出した黒い椀、色漆を30回ほど塗り重ねて文様を研ぎ出した緑の椀の2色。それぞれにLとS、微妙なサイズ違いの椀が2種あります。内側は黒塗り。飯椀ですが、汁椀や小鉢としても使えます。
●作者:木曽漆器工業協同組合(木曽漆器)
●材質:欅 漆 青貝(青貝)
●サイズ:L/(約)径11.4×高さ8.3㎝ S/(約)径10.8×高さ8.2㎝

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