見事な枝ぶりの紅白の巨木が有名
パリ植物園
一方パリ市内の中心にあり、数こそ紅白1本ずつですが、その見事な枝ぶりで、必見といえるのが、パリ植物園です。毎年見に行くというパリジャンも多い、一番の桜人気スポットです。
写真/Catherine Fleury1635年ルイ13世の時代に、王立植物園として生まれた由緒正しいこの植物園は、敷地内に自然史博物館、温室、小さな動物園もあり、いつも家族連れや自然を楽しむ人々で賑わっています。
春先は特に人気ですが、フランス庭園の開けたところにひときわ目立つのが、白とピンクの2本の桜の巨木です。
写真/Catherine Fleuryこんもりと丸く、枝先が地面に触れており、かまくらのように中に入れるようになっているのが、1950年代に植えられた「白妙」と、1970年代に植えられたピンク色の花の、パリジャンに一番なじみのある種類の「関山」です。
ここは、ソー公園のようにシートを敷いて集まってピクニックをするような場所ではありませんが、見事な枝ぶりは一見に値します。
Jardin des Plantes (パリ植物園)
57 rue Cuvier 75005 Paris
入園料:無料(自然史博物館、動物園などは有料)
電話:01 40 79 56 01 / 54 79
開園時間:7時30分〜20時(4月〜9月の場合)
公式サイト