歴史、文化、風土を尊ぶコンセプトが導くエレガンス
デイベッドやファイヤーピットを備えたカバナも上質なプールサイド。温水のインフィニティプールはワイキキビーチとの一体感が格別。ワイキキの東側、水族館のような2フロア分のオーシャナリウムを有する人気ホテル「パシフィックビーチホテル」が、5年の歳月と125億円をかけて「アロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチ」として生まれ変わり、2018年5月にグランドオープンしました。
ハワイ語で“天国のような輝き”という意味の「アロヒラニ」は、ハワイ王朝初の女性王位継承者であり、最後の王、リリウオカラニ女王のビーチコテージの名前にちなみ、女王の信託地という由緒あるワイキキのビーチサイドに建っています。
ロビーで迎えるのは、かつて最高位のチーフのみがまとったものを、21世紀に甦らせた羽毛のマント。25万枚もの鳥の羽根を使用し、限られた職人が丸1年を費やし製作したハワイの未来の財産ともいえるマントの存在に、アロヒラニのエレガンスの真髄を感じずにはいられません。
NYのアーティスト、ニナ・ヘルムズのサンゴを詩的にデザインした「マカイ」の彫刻が迎えるフロントロビー。チーク材を編み込んだ意匠の柱も見どころ。