エレベーターでも車中でも旅の際にも出てくる、「何かあるかも」
「私、けっこう人間が怖いタイプなんです」という仲さん。「失礼な話なんですけど、たとえばエレベーターに一緒に乗った知らない人とかを勝手に疑っちゃって。でも、疑うくらいがちょうどいいような気もするんですよね、今の世の中は」といい、常に何かあるかもと思っているのだとか。そして、「おばけのほうがまだいいですよね。悪口も言わないし。こっちに聞こえてないだけですけどね(笑)」。
仲さんの「何かあるかもって思っちゃうんですよ」は、荷物の多さにも表れているようです。
「海外に行くときも実家に帰るときも、どこに行くときもすごい量の荷物で。必要になるかもしれないって思っちゃうんですよね。たとえばお薬を飲まなきゃいけないときだと、1、2、3……って(日数分を)数えて入れて、でもこぼれたりするかもしれないから何個か余分に。そうやってどんどん増えていくんです。車に乗っているときも、バスとかトラックの陰から誰か出てくるかも、後ろに誰か乗ってるかも、(振り返って)乗ってなーい、みたいな(笑)」
最近はiOSのSiriも怖いという。「突然会話に入ってきて。コンピュータも怖くなってきました。いつか支配されるんじゃないかって」