都(MIYAKO)通信 今世界の都では何がHOTなの――?! 毎週木曜&金曜日は、東京・京都・金沢・パリ・NY・ハワイの6都市から、現地特派員が最旬ニュースをお届けします。木曜・金曜更新。
都通信記事一覧へ>> 3ページ目で紹介している、二條若狭屋 寺町店の彩雲 1400円(京都特派員:西村晶子)
今年の夏は全国どこも記録的な暑さ。なかでも京都は、連日35度超えの猛暑です。 そんな暑い夏にぴったりの涼やかで、体をすっきりさせてくれる甘味をご紹介します。
老舗和菓子屋さんや人気料亭の菓寮の涼菓で、いずれもオリジナルの味。暑くても目指したい、この季節だけのひんやりスイーツです。
和菓子の名店が手がけるかき氷。
緑豊かな庭や空間も楽しんで
―虎屋菓寮 京都一条店
室町時代後期に京都で創業した和菓子屋「とらや」が営む喫茶。季節の生菓子をはじめ、四季折々の甘味や、一条店限定のメニューも楽しめます。
青柚子氷 1100円(小サイズのみ、8/31まで)夏のおすすめは、涼やかなグリーンが美しいかき氷「青柚子氷」。7月1日~8月限定のここだけの氷菓で、希少な白小豆の餡入り。爽やかな酸味と上品な甘さの調和が絶妙です。
宇治金時 1300円 小サイズ1000円(9/30まで)かき氷の定番である「宇治金時」も格別のおいしさ。厳選された小豆の味を堪能できる小倉餡と、和三盆糖で作ったまろやかな甘みの抹茶蜜を組み合わせた素材の味が際立つ逸品です。うれしいことに定番のかき氷は小さいサイズもあり、気軽に食べたい人にはこちらがおすすめ。
葛仕立水羊羹 450円、飲物付き1150円~(9/30まで)さらに、つるんとなめらかな舌触りの「葛仕立水羊羹」も京都一条店だけの夏限定メニューです。吉野本葛を使用し、葛の清涼感と小豆のやさしい味わいが印象的です。
撮影/福澤昭嘉もう一つの魅力は庭を借景とする空間。江戸時代から残る蔵を背景にする庭が店内から一望でき、白梅、菓子に関わり深い柏や桜などの草木が四季折々のさまを見せます。庭を眺めながらのひととき、目にも涼やかな空間もお楽しみください。
撮影/福澤昭嘉虎屋菓寮 京都一条店
京都府京都市上京区一条通烏丸西入広橋殿町400
電話 075-441-3113
営業時間 10時~17時30分(LO)
不定休