映画のキャラクターに会いたくなったらグリーンランドへ!?
“魔法使い”の異名をとるカリスマ上司で、波平に気づきを与える小塚には、モデルになった人物がいます。物語の舞台であり、本作の撮影も行われた、熊本県にある遊園地・グリーンランドで働いていた方です。小塚だけでなく、新入社員・吉村(岡山天音)や宮川園長(柄本明)にも実在のモデルが。残念ながら、小塚のモデルになった方はもう園にはいらっしゃいませんが、「映画を観て登場するキャラクターに会いたくなった方は、グリーンランドに遊びに行っていただけると、また楽しいんじゃないかなと思います」と西島さんは新しい(!?)映画の楽しみ方を提案。さらに、グリーンランドでの撮影を振り返り……。
「独特のアットホーム感があるんですよね。あまりに広いので、スタッフが2人乗りのリフトに乗って移動してたり、丘の上からボブスレーみたいなの(スーパースライダー)で下りてったり(笑)。そういうことが許されるんですよ。あと、観覧車のシーンを撮ったあとに外の焼肉屋さんでごはんを食べていたら、“西島さん、俺。観覧車で待ってた、俺”“あ、いらっしゃいましたね。お邪魔してすみませんでした”みたいな。地域と一体化した撮影で、本当によくしていただいて。それはグリーンランドという遊園地が持つ力もあるのかなと。不思議な遊園地なので、皆さんぜひ行ってください」
小塚のモデルになった人物と会った西島さん。「ものすごい2枚目の、エネルギッシュな、ぐいぐい人を引っ張っていくような方でした」