暑い夏のおもてなし料理は、見た目が涼やかであると同時に、元気をチャージできることが大切。
宮澤奈々さんにとってガスパチョは、どちらも満たすメニューとしてこの季節に欠かせない存在です。
「トマトやパプリカ、玉ねぎのうまみと、爽やかな風味たっぷりのガスパチョは、スープはもちろんのこと、冷たい前菜にアレンジしても喜んでいただけます」と宮澤さん。
宮澤奈々さんトマトは年間を通じて味が安定しているプチトマトを使い、隠し味の砂糖と白バルサミコ酢で野菜特有の青くささを和らげるのが宮澤さん流。
暑い日はカイエンペッパーをしっかりピリリときかせます。
赤いトマト、緑のトマトの2色のガスパチョは彩りよく、お気に入りのバカラのガラス器に盛りつけて。
「重厚感のあるバカラは、四季折々のテーブルに映えますが、夏のキラキラとした光を浴びた、涼しげなだけではない、華やかな輝きに心惹かれます」。
テーブルは白を基調にし、その煌めきを楽しみます。