今、最も注目を集める若手演技派俳優・吉沢 亮さんが本作でチャレンジした役は人間ではなく……。でも、違和感なく仕上げている。いつかご一緒したいと思っていた人たちに囲まれた贅沢な現場
少女漫画『グーグーだって猫である』を映画化し、ドラマ版も手がけた犬童一心監督。日本を代表する猫映画の名手による最新作は、こじらせた1人と1匹を軸にした『猫は抱くもの』。沢尻エリカさんが主人公で、こじらせた1人・大石沙織を演じます。元アイドルでアラサーの沙織が心を開くのは、こっそり飼っているロシアンブルーのオス猫・良男だけ。そんな沙織に寄り添う良男は、自分は人間で沙織の恋人だと思い込み……。
「猫役ってまったく想像できなくて。どんなふうに演じればいいのかなって、撮影に入る前は謎でしかなかったです」というのは、吉沢 亮さん。吉沢さんは、本作でオス猫の良男を演じています。謎だったとはいえ、「主演の沢尻さんも、監督の犬童(一心)さんも、脚本の高田(亮)さんも、皆さんいつかお仕事でご一緒したいなと思っていた方ばかり。僕にしてみれば、すごく贅沢な現場だなと思ったので、それはもうぜひ!と」出演することに。