フィギュアスケート愛(eye) 本誌『家庭画報』の「フィギュアスケート」特集を担当する、フリー編集者・ライターの小松庸子さんが独自の視点で取材の舞台裏や選手のトピックスなどを綴ります。
バックナンバーを見る>>> アイスダンスカップルとしてお披露目の大会となったNHK杯2020。FD(フリーダンス)「La Bayadere」より。初出場ながら、“稀代の表現者”といわれる髙橋大輔選手と美しいスケーティングに定評のある村元哉中選手ならではの世界観を演じ、カップルのこれからに期待が高まりました。写真/松尾(アフロスポーツ)家庭画報3月号「村元哉中&髙橋大輔組」特別取材記念!
【村元選手&髙橋選手インタビュー、本誌未掲載こぼれ話 その1】
家庭画報2021年1月号でお届けした「髙橋大輔 伝説の軌跡、そして新たなる幕開け」、現在発売中の
3月号「村元哉中&髙橋大輔 今、氷上の舞踏会へ」。皆さま、お楽しみいただけましたでしょうか。
村元哉中&髙橋大輔選手のアイスダンスカップルにとってデビュー1年目となった2020/21シーズン。新型コロナウイルスの影響で大会やアイスショーがほとんど開催されず、なかなかお2人の演技を目の当たりにすることができませんでしたが、ついにその日がやってきました。
11月27日〜29日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われたNHK杯。村元選手&髙橋選手組が歩み出した新たな一歩を目撃できた高揚感、今もはっきりと覚えています。
そして、12月25日〜28日に長野県のビッグハットで開催された全日本選手権では、まだ2戦目にもかかわらず、驚くほど進化したユニゾン(2人の調和)を見せてくれました。
20年10月に、アメリカでの生活やアイスダンサーとしての心持ちなどをお聞きしたインタビューは1月号で、全日本選手権のフリーダンス(FD)直後のインタビューは3月号でご紹介しましたが、今回は誌面でお伝えしきれなかったこぼれ話を2回に分けてお届けします。