厲家菜の料理は、宮廷料理といっても豪華さばかりを追求したものではありません。100年余り昔、同店創始者・厲子嘉(ズーチャー)は、当時、清王朝の内務府大臣を務め、皇帝や皇太后の毎日の食事を司る責任者でした。西太后には126人もの料理人が仕え、毎食100種類以上もの品が食卓に並んだといいます。
厲家代々によって伝承されてきたレシピは、そんな何とも贅沢な“日常食“。手間を惜しまない卓越した調理技術で作られる、美と健康、長寿を考え尽くした味わいを堪能できます。
ブルーの椅子の背もたれは連なる山の稜線、照明の傘は雲、オーガンジーのカーテンは霧をイメージ。閉塞感なくプライバシーが配慮されたモダンな趣の店内。
Information
中国府邸菜 厲家菜 銀座(ちゅうごくふていさい れいかさい ぎんざ)
東京都中央区銀座1‒7‒7 ポーラ銀座ビル9階
TEL | 03(6228)6768 |
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Lunch | 11時30分~14時(LO) |
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Dinner | 18時~21時(LO) |
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定休日 | 日曜 |
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- 料金の目安:昼4800円、6800円、8800円。 夜1万5000円、1万8000円、2万1000円、2万5000円、3万円、3万5000円(すべて税込み)。 写真は昼8800円のコースより。 要予約 全40席 個室2室(4名、6名)
『家庭画報』2016年10月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
※「土井善晴の美食探訪」(BS朝日)にて、こちらのお店を土井善晴先生が訪ねます!2018年12月3日(月)放送予定です。
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