10月、いよいよ「死と再生」を司る冥王星と、「繁栄」をもたらす木星が改めて動き出す。つまり時代が動き出す。そして、「繁栄」をもたらす木星が、12月には風のサインから水のサインへ変わっていく。風で集めた情報をもとに、どう自分を変容させ編成していくか。
ここで重要なのが、地域性や空間性に縛られないだけでなく、時間の経過にすら縛られない自分を作ること。
“共鳴的な呼びかけ”で作られたコンセプトやコミュニティは、最先端とか先鋭とか、何かと「新しさ」に支配されがちで、時間の経過と共に目減りしていくようなものは、きっと12月にはなくなっていく。例えば、InstagramとかYouTubeとか、次から次に“最新の企画やネタ”で攻めているようなことがだんだん苦しくなってくるような、「最新」に意識を奪われ依存していると、きっとそこから切り離されるような状況がやってくる。
“時代に合わせて新しい自分に変容しようと思った。でも、結局は先を行っている自分に陶酔することもまた、新しさへの依存だった”。
そもそも自分らしさや個性も比較対象がいるから成り立っていたのかもしれない。しかし時代とともに価値観も生き方も良し悪しもすべてが変わるなら、誰かと比較して突出する、しないとかではなく、“本来の自分”をもっと知っていくことも必要なのかもしれない。