同年(2021年)12月25日、クリスマスに行われたフリーダンス(FD)「La Bayadere」では優雅なユニゾン(調和)を披露。写真/麻生えり1.今回、四大陸選手権のRD、FDでそれぞれ感じた手応えと課題を具体的にお聞かせください。髙橋選手(以下D): RDは全体的にレベルとしては悪くなかったほうですが、まさかの冒頭のミスがショック過ぎました。そんな中、全日本の経験からかお互いすぐに次に切り替えられたので良かったですが、パフォーマンスとしては上がり切れなかった。RDではとっても難易度の高い構成になっているので、少しのタイミングのずれが出来栄えに影響しやすい。ユニークなプログラムだからこそ、多少のずれがあっても演技としてのパフォーマンスのレベルを落とさないように滑ることが、RDの課題として感じます。
村元選手(以下K): FDでは大きなミスはなかったですが、息が合わない部分もありました。けれど、全日本選手権から四大陸選手権まで時間が短い中、今演じ得る、最大限のパフォーマンスができたかなと思います。表彰台が目標だったので台に乗れたことは嬉しいことですが、それ以上に自分たちの演技ができなかった悔しさが上回るという不思議な気持ちです。まだまだ伸び代があるので、この悔しさをバネに次に進んでいきたいと思います。