最近地方で仕事をする機会が多い平原。「地方で出会った人達に、僕が一生懸命やっていることを見てもらって、カンフル剤になれたら嬉しいです」――最後に、第3弾公演に対する抱負を聞かせてください。
大植：「“想像すること”に挑戦したいですね。自分の想像力をどこまで膨らませて、お客さんの想像力をどこまで刺激できるのか。イメージをどこまで共有できたり、できなかったりするのか。ちょっと漠然としてしまうんですけど、一緒に“想像してみる”ことに挑戦しようと思います」
森山：「観た人の感覚を、少し自由にしてあげられるくらいのパフォーマンスができたらなと思っています。今回のタイトルにしても、どう読みます？と尋ねると、みんなどこか間違えることを恥ずかしがって、意外と自由に読んでくれないんですよ。まだどういう作品になるかわかりませんが、観てくださった方が思い思いに“私はこう読むと思う”と言いたくなるような作品になったらなと思います」
平原：「そうですね。きっとまた今回も、明らかにわからないものがお客さんの目の前に置かれると思うんですよ。これだけパーソナルなもの、自分達が今面白いと思うものを、自分達で話し合ってつくっているわけなので。でも、僕らも一生懸命、それを何かしら咀嚼しやすい形で提示しようと思ってます。お客さんそれぞれが、何かしら自分の中で答えを見つけてくれたら嬉しいです」
※チェキのプレゼント応募は、申し込みを締め切りました。 大植真太郎／Shintaro Oue 森山未來／Mirai Moriyama 平原慎太郎／Shintaro Hirahara
大植真太郎／Shintaro Oue／1975年、京都府出身。ハンブルクバレエ団、ネザーランドダンスシアター、クルベリーバレエなどを経て、現在はC/Ompanyを中心にダンサー、振付家として活躍する。スウェーデン在住。
森山未來／Mirai Moriyama／1984年、兵庫県出身。俳優として活躍する一方、ダンスパフォーマンス作品にも積極的に参加。2013年には文化庁文化交流使としてイスラエルにダンス留学、欧州諸国で活動する。
平原慎太郎／Shintaro Hirahara／1981年、北海道出身。ダンサー、振付家として活躍し、さまざまなダンス作品や演劇作品、現代美術家とのコラボレーションに携わる。ダンスカンパニー OrganWorks主宰。
photo:matron
談ス・シリーズ第3弾「凸し
凹る」
5月15日／なかのZERO 小ホール 19日／町田市民ホール 21日／埼玉会館 大ホール 6月7日～11日／よみうり大手町ホール 全席指定6000円、U-20チケット2000円 お問い合わせ／サンライズプロモーション東京 電話0570-00-3337
構成／大植真太郎 振付・出演／大植真太郎、森山未來、平原慎太郎
長野、新潟、宮城、北海道、愛知、兵庫、徳島、岡山、広島、京都、大阪、福岡、静岡公演もあり。
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