エンターテインメント

夏木マリさんが約10年ぶりに選んだ主演作は、映画『生きる街』

2018.03.02

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「撮影現場は明るく楽しく。その空気も映っていると思います。『生きる街』は榊監督のもと、みんなで一生懸命作った素敵な映画です」

愛する人や家族、故郷を思って、何か行動するきっかけになれば


撮影をしていた2週間は、「いない人を愛するってどういうことだろうとか、愛について考えた2週間でした」と夏木さん。また、「千恵子を含めて、映画に出てくる人達みんなが震災を経験して。答えは出ないんだけど、でも明日に向かって生きていかなきゃいけないんですよね。生きるということ、その答えが死ぬまで出ないということ、それをこの映画で勉強しました」とも。

千恵子の、香苗の、哲也の姿を、街を、そこに生きる人たちを、海を。そこに映るすべてを見て、皆さんは何を思いましたか?


「この作品は、震災がベースにはありますけれども、家族の話であり、故郷を思う話でもあり……。『生きる街』を観ることによって、自分の家族や愛する人、故郷を思って、“あれ? しばらく連絡してなかったな”って電話したりとか、帰ってみようとか。そんなふうに、ちょっと心が動いたり、行動したりするきっかけになればいいなと思います」

 



※サイン入りチェキのプレゼント応募は、申し込みを締め切りました。

夏木マリ/Mari Natsuki

東京都出身。1973年に歌手デビューし、1980年代より演劇へも活動の幅を広げる。芸術選奨文部大臣新人賞、ゴールデンアロー賞演劇賞、日本アカデミー賞助演女優賞などを受賞。映画『鬼龍院花子の生涯』、『里見八犬伝』、『男はつらいよ』、『千と千尋の神隠し』、『ピンポン』、『さくらん』、『パーマネント野ばら』、『陽だまりの彼女』、『モアナと伝説の海』など出演作多数。
『生きる街』

監督/榊 英雄
出演/夏木マリ、佐津川愛美、堀井新太、イ・ジョンヒョン(CNBLUE)、原日出子、升 毅ほか
配給/アークエンタテインメント、太秦

3月3日(土)より新宿武蔵野館、ユーロスペース、イオンシネマ石巻ほか全国順次ロードショー

公式サイト/http://www.ikirumachi.com

 

 



Ⓒ2018「生きる街」製作委員会
ミュージカルの名作に出演。ウエンツ瑛士さんが目指すものとは? 響き合う孤独な魂。中村 蒼さんが、ふたり芝居『悪人』に挑戦!2018年ブレイク必至の俳優 古川雄輝さんの素顔とは?→連載「今、この人に会いたい!」のインタビューをもっと見る   衣装協力/YOHJI YAMAMOTO、YOHJI YAMAMOTO +NOIR、Hirotaka 取材・構成・文/西川敦子 撮影/山田大輔 ヘア&メイク/noda(ATC) スタイリング/Rena Semba ※榊 英雄 監督の「さかき」の字は、木へんに示に申です。
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