ただ積極的な意味として、“瞬間的に盛り上がっては、すぐ覚める在り方や成り行き”が、「地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座) 」や「水の星座(蟹座・蠍座・魚座)」には、とても刹那的に見えると思います。
しかし、本来「風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)」や「火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)」はそうあるべきなんだと思います。
なので、逆にずっと変わらない「地の星座」や「水の星座」のほうが、むしろ今後は虚しく見えるようになるのかもしれません。
いまだに途切れることや終了してしまうことに悲しみを感じるなら、それはまだ「“地の時代(これまで)”の印象や感覚が身体の中に残っているからだ」、ということだと思います。
歴史を遡ると、源平合戦を始めに 、目まぐるしく主権や覇権が入れ替わっていた「鎌倉時代」が、ちょうど風の時代に位置します。(まさに昨日の敵は今日の友)
ここでの入れ替わりの激しさも、一つのことに肩入れさせない宇宙の原理、あるいは風の時代の原理が働いていたと思えば、理解せざるを得ないし納得せざるを得ません。
例えそれが策略であろうと自然な流れであろうと風の時代は、常に良い悪いに関係なく、「手段を選ばず状況を変化させ続ける」ということなのだと思います。
冒頭にも述べましたが、時代を動かす巨大な力を持った天体(土星、天王星、海王星、冥王星) から、パーソナルに影響を及ぼす天体(金星、水星)まで、計10天体ある内の6天体が、8月は逆行することになります。
なので、現在のことが未来に繋がることは少ない気がします。ただ、逆をいえば「焦らずに次の時代への心の準備を整える時」ともいえる気がします。
ジョニー楓
雑誌連載や、個人セッションなど多岐にわたって活躍し、著名人からの鑑定の依頼も絶えない。タロットカードや、ダイスなども使い複合的に占う。
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