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『家庭画報』創刊800号記念 家庭画報大賞開催のお知らせ

2024.06.03

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過去の家庭画報大賞受賞者より

「大賞をいただいたことでさらに“人の輪”が広がりました」三浦美代子さん(兵庫県)

鯉の滝のぼり(左)、花火(右)きものの柄を滝に見立てて、古布で作った鯉のおなかの部分に磁石を入れ、裏の磁石で留めたアイディア溢れる掛物。鯉の位置は移動できる。鯉を花火に変えれば、盛夏の趣に。

鯉の滝のぼり(左)、花火(右)きものの柄を滝に見立てて、古布で作った鯉のおなかの部分に磁石を入れ、裏の磁石で留めたアイディア溢れる掛物。鯉の位置は移動できる。鯉を花火に変えれば、盛夏の趣に。

「前回の受賞作品を最初に見せようとした孫は、今年小学3年生になりました」と笑顔の三浦美代子さん。

「前回の受賞作品を最初に見せようとした孫は、今年小学3年生になりました」と笑顔の三浦美代子さん。

前回の第13回家庭画報大賞で、見事大賞を受賞した三浦美代子さん。さまざまな古布を使って料理やお菓子を表現し、重箱に詰めた「笑顔いっぱい・十段重」は、もうすぐ生まれるお孫さんのお食い初めのときに披露するために作った、思いの詰まった作品。審査員全員が高く評価し、満場一致で受賞が決まりました。

「受賞後は友人たちからお祝いのメッセージが次々に届いたり、多くの方から古布をいただくようになったりと、人の輪がよりいっそう広がった気がしますね」。


教室という形ではなく、好きな人が自然に自宅に集まって、今も作品作りを楽しんでいる三浦さんに、他の作品を見せていただきました。ときには制作のヒントを求めて、京都で美術館巡りをすることも。

「古布には思い出、歴史が詰まっています。我が家に集まってくるとりどりの古布をどう生まれ変わらせるのか、考えるのがとても楽しい時間です」。

第13回家庭画報大賞 大賞受賞作品「笑顔いっぱい・十段重」

手持ちの古布をどう使い、どう形作るか、考え抜いて仕上げられた作品。「古布の使い方のアイディア・オリジナリティが素晴らしい」「細部まで作り込まれ、作り手の思いを感じます」(審査員評)。

淡路のおいしいもん

淡路島でホテルを経営する女将さんにプレゼントした古布の作品。ひらめ、鯛、伊勢海老、鱧の湯びき、てっさなどの魚介類を中心に、玉ねぎ、びわなど淡路島特産の食材を詰め合わせて。

撮影/浮田輝雄

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