また、10月12日まで冥王星が逆行することで、「仕組み」や「常識」や「ルール」、またはそこから抱いた印象や希望、あるいは結びついた思いや関係性が「断ち切られていく中で、発生していった問題や出来事」が改めてクローズアップされます。
例えば、裏金問題が想像を超えた展開を生んだり、入国規制を緩めたことで生じている治外法権的なことが更にエスカレートしたり、昔ながらの手練手管でごまかせないものもあれば、古い法律では取り締まれない新たな課題も多分出てきたりします。
だいたい法律を作る側が法律を守れないのだから、明らかに行政も転換の時ですよね。なんだかんだ黙って投票していた人もいよいよ投票しなくなると思うし、普通に。別に批判を強調したいわけじゃなく、それだけ「過去の刷り込みが当てにならない」ってことです。今まで起こり得なかったことが良くも悪くも起こる時代だって話です。
他にも、感情的な結びつきや密接な関係、今まで疑わず「深めれば良かったようなこと」にも必ず何らかの形で距離が生じてきます。同化、一体化、一丸となって、という昭和から平成を駆け抜けたスローガンは、もはや時代の流れの中で過去の産物と化していくのかもしれません。