〔特集〕最高の宿、感動のホテル 世界からも高評価を受けている、日本の宿とホテル。そこには、日本が誇る“おもてなし”の文化が息づいています。自然の中のリトリート、五感を刺激するアートなホテルや心と体を癒やすウェルネスのホテル、土地の恵みをいただく美食の宿など、家庭画報が取材し厳選した宿とホテルを、最新情報とともにご紹介します。
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ジャヌ東京 ── 東京・麻布台
新しい出会いとつながりを生む
天井高7メートルの開放感溢れるプールエリア。25×8メートルの温水プールとジェットバス、暖炉、広いリラクセーションスペースがある。天井や壁にはアートも。
この春、ラグジュアリーホテルの代名詞とされる「アマン」の姉妹ブランド「ジャヌ」の世界初となるホテル「ジャヌ東京」が麻布台ヒルズにオープンし、大きな賑わいを見せています。
緩やかにカーブした窓から東京タワーが望める「コーナースイート」(105平方メートル)は全7室。
プライベートスパハウスは、ロシア発祥のサウナ「バーニャ」(上写真)とトルコ発祥のサウナ「ハマム」の2つ。どちらもサロンスペース、2名一緒に施術を受けられるダブルトリートメントルーム、温冷浴施設などを備えている。また、ホテルの1階にはスポーツウェアや水着が購入できる「アマンエッセンシャルズ ブティック」もある。
サロンスペース
サンスクリット語で「魂」を意味する「ジャヌ」をその名に冠したホテルは、人とのつながりを大切に豊かな人生を構築する「ソーシャルウェルネス」をサポート。それが最も表れているのは、都内ホテル最大級の面積を誇る約4000平方メートルのウェルネス&スパです。
ホテルには珍しいボクシングのリングも完備。パンチやジャブのテクニックを学んでストレス解消を。
スピニングバイクのレッスンではカラフルな照明が気分を盛り上げる。
ボクシングやスピニングバイク、メディテーションなど、多彩なグループレッスンが毎日開催される「ムーブメントスタジオ」が5つ。参加者同士が楽しく交流しながら心身の健康を目指せます。
「ジャヌ パティスリー」で人気の「ヴィーガン チョコレートパフェ」は数量限定。
ダイニングにおいては、まずはオールデイイタリアン「ジャヌ メルカート」。ここには活気ある朝市を思わせる3つのライブキッチンがあり、料理人との会話が弾みます。
「SUMI」は大塚久輝シェフが、自ら厳選した備長炭を自在に使って作る料理を、懐石料理をベースにしたおまかせコースで供する店。
鮭とイクラの釜炊きご飯。炊き上がったご飯に熱した備長炭を直接入れ、炭の香りを移している。
ホテル別棟の3階にある「SUMI」は18時からと20時45分からの2部制で、全員が一斉スタートで同じコースをいただくスタイル。
コの字形のカウンターに囲まれた厨房で、炎を上げながらかつおやまぐろを藁焼きにするパフォーマンスでは、自然と店内に一体感が生まれます。
ジャヌ東京住所:東京都港区麻布台1-2-2
TEL:03(6731)2333
料金:1室2名利用で1泊朝食付き1室16万4850円~ ご紹介した「コーナースイート」は同29万1350円~(ともにサービス料込み)
全122室
IN15時/OUT12時
(次回へ続く。
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※本特集内に記載している料金は原則として1室2名利用時の、1泊朝食付き、または2食付き1名の最低料金です。時期や部屋により宿泊料金は変わります。別途サービス料、入湯税、宿泊税などがかかる場合があります。INはチェックイン時間、OUTはチェックアウト時間を表しています。時期により料理内容が変更になる場合があります。